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ジスワーカー

JISSのスタッフ、勤務経験者がJISSでの仕事を紹介します。


名前: host 作成日: 2021/02/19 16:29
競技力強化のための連携・協働活動報告

投稿者: tsukamoto 投稿日: 2022/02/22 20:00


投稿日: 2022/02/22

日本スポーツ振興センター(JSC)のハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)に設置された協働チーム※では、各中央競技団体(NF)が2大会先のオリンピック・パラリンピックにおける成果を見据えて策定する中長期の強化戦略プランの実効化を支援しています。今回は強化戦略プランの高度化に向けた取組として、「強化戦略プラン説明会(1/12)」と「強化戦略プランワークショップ(1/21・26)」をオンラインにて開催しました。

〇強化戦略プラン説明会 –新たな強化戦略プラン策定に向けて、経験から学ぶ-
本会では、夏季NFが東京2020を経てパリ2024及びロサンゼルス2028に向けた新たな強化戦略プランを策定するタイミングであることから、スポーツ庁から競技力強化のための支援方針、協働チームからは活動概要や強化戦略プランの活用に関する説明を行い、164名のNF関係者にご参加いただきました。
特にパネルディスカッションでは、東京2020に向けて強化戦略プランを策定し、実行してきたNFの強化担当者5名から、現状分析の必要性や計画を実行することの難しさ、成功や失敗事例等、各取組をオープンに共有いただき、参加者からは「今後計画を策定する上で、非常に参考になった」との前向きなコメントを多数いただきました。


※画像をクリックいただくと<開催概要>のPDFが開きます。

〇強化戦略プランワークショップ ‐現状分析とアスリートパスウェイ-
本ワークショップでは、強化戦略プラン策定に係る学習機会として、第1回(1/21)に35名、第2回(1/26)は45名のNF関係者にご参加いただきました。
今回は、強化戦略プランを策定する上で重要となる「現状分析やアスリートパスウェイ」をテーマに設定し、各NF関係者間の連携を促進させることを目的としたグループディスカッション
を取り入れて実施しました。参加者からは「自分たちの組織を
客観視できた」、「他組織の取組に刺激を受けた」など、
好意的なご意見をいただきました。
協働チームでは、今後も夏季及び冬季NFに対して、強化戦略プランに基づく活動の推進や課題解決につながる学習機会等を企画して参ります。


※協働チーム:中央競技団体(NF)を支援するために、日本スポーツ振興センター(JSC)、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)・公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)から構成されたチーム。

投稿者: watanabe_k 投稿日: 2021/03/30 20:00

投稿日:2020/3/30

 日本スポーツ振興センター(JSC)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)では、「ハイパフォーマンス統括人材の育成支援」のためのプログラム開発を行っています。この取り組みは、2016年10月にスポーツ庁で策定された「競技力強化のための今後の支援方針(鈴木プラン)」に基づいて運営されています。
ハイパフォーマンス統括人材の育成支援事業ご紹介
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投稿者: watanabe_k 投稿日: 2020/12/21 18:00

投稿日:2020/12/21

 日本スポーツ振興センター(JSC)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)では、「ハイパフォーマンス統括人材の育成支援」のためのプログラム開発を行っています。この取り組みは、2016年10月にスポーツ庁で策定された「競技力強化のための今後の支援方針(鈴木プラン)」に基づいて運営されています。
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投稿者: tsukamoto 投稿日: 2020/12/11 9:00

投稿日:2020/12/11

日本スポーツ振興センター(JSC)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)では、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)・公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)・JSCで構成される協働チームを発足し、中央競技団体(NF)の支援を行っています。
協働チームでは、2018年度より、各NFが2大会先のオリンピック・パラリンピックにおける成果を見通した中長期の強化戦略プランの策定や更新、実践を通じて、自律的かつ効果的な競技力強化を支援するシステムを構築するための支援の一つとして、強化戦略プランワークショップを開催しています。
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投稿者: kamiya 投稿日: 2020/10/26 18:00

投稿日:2020/10/26

日本スポーツ振興センター(JSC)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)では、「ハイパフォーマンス統括人材の育成支援」のためのプログラム開発を行っています。この取り組みは、2016年10月にスポーツ庁で策定された「競技力強化のための今後の支援方針(鈴木プラン)」に基づいて運営されています。

本事業は国際大会における安定的かつ持続的なメダル獲得の実現に向け、各中央競技団体(NF)の競技力強化を支援すべく、ハイパフォーマンスディレクター及びワールドクラスコーチ(総称してハイパフォーマンス統括人材)の育成プログラム開発を目指すとともに、各競技団体が推薦した受講生に対する育成プログラムのトライアル実施を通して、プログラムの品質・成果を評価・検証します。
トライアルプログラムを通し、受講生はハイパフォーマンス統括人材として必要なスキルを2年間かけ身につける過程で、NFが抱える課題と解決策を考案、ブラッシュアップを重ねます。こうして得られたプランは将来NFの強化活動に生かされることが期待されます。2018年から実施し始めた本プログラムは、現在2期生12名がプログラムを受講しています。

その2期生のプログラムも後半を迎え、9月24日(木)~25日(金)の2日間に渡り、第6回国内集合研修を実施しました。
今回は新型コロナウィルス感染予防対策を取りながら、受講生12名中8名が集合研修、4名がオンラインでの参加となりました。オンライン上でも有意義なディスカッションをすることができ、柔軟な体制でプログラム運営ができたことは、私達にとっても非常に大きな成果となりました。
研修の様子の写真
(研修の様子:オンライン参加者ともコミュニケーションを取り、研修を実施することができました)

「業務遂行」をテーマとした今回の研修は、1日目は業務での実践力を高める「プロジェクトマネジメント」、2日目は経済的視点からも業務遂行ができるよう「ファイナンス」に焦点を絞り、研修を行いました。

初日は、紙コップと竹串を使い高さを競う「タワー・ゲーム」を初めに行い、プロジェクトマネジメントの疑似体験をする研修からスタートしました。チーム内で知恵を出し合い1位を目指す過程から、プロジェクトは身近なものであることを学びました。講義の中でプロジェクトマネジメントの型を学び、実際に自身の競技団体に当てはめ計画書を作成することで、業務遂行の効率化と確実性を高めるスキルを身につけることができたのではないかと思います。

ファイナンスをテーマに行われた2日目は、競技団体の視点からでも財務・会計の数字が組み取れるようファイナンスの基礎知識を学び、所属する競技団体の損益計算書・貸借対照表を作成しました。作成した資料を競技団体間で比較することにより、財務数字から見た課題点を洗い出すことができました。また課題点を踏まえたうえで、収益を伸ばす為の仕組みを考えることで、単なる数字の羅列ではなく意味を読み取ることができ、ファイナンス視点での事業計画を作成する力を養うことができました。

こうしたビジネススキルも競技団体を運営し、競技力強化を目指すためには必要な要素です。これらの要素をより多くの場面でご活用いただけるよう、引き続きプログラムの検証を行っていきます。
次回の国内集合研修は、12月初旬に開催します。3月に行われる最終プレゼンテーションに向け、実りのある研修プログラムを開発できるよう準備を進めて参ります。

ハイパフォーマンス統括人材の育成支援事業

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