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代表挨拶(HPSC長、JISS所長)

独立行政法人日本スポーツ振興センター
ハイパフォーマンススポーツセンター長
国立スポーツ科学センター所長
久木留 毅 (博士/スポーツ医学)

立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター長 国立スポーツ科学センター所長 久木留 毅 (博士/スポーツ医学)の写真

 多くのアスリートやチームがパリ2024大会、ミラノ・コルティナ2026大会に向けて新たなスタートをしている中で、ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)は、本年度もスポーツ医・科学、情報面からの支援や研究、最先端のトレーニング環境の提供、統合的な戦略プランの推進やアスリートの発掘・育成・強化に関する活動などについて最大限の支援を提供してまいります。特に、国立スポーツ科学センター(JISS)は、HPSCにおける機能の一つとして、常に10年先を見据えエビデンスベースト(根拠に基づく)の支援をさらに推進していきます。合わせて支援の根幹となる研究においては、ハイパフォーマンススポーツ研究にこれまで以上に取り組んでまいります。

 JISSでは、ハイパフォーマンススポーツ研究を支援の根拠とするべきものだと考えています。その上で、ハイパフォーマンススポーツにおける支援と研究の両輪をしっかり回していけるシステム作りにも力を入れているところです。支援の課題を研究へ、研究の成果を支援へ。その上で、それぞれの数と質にも拘っていきたいと思います。

 また、個人による支援から組織としての支援を確立していくことも重要です。さらに、「ハイパフォーマンスからライフパフォーマンスへ」として、その仕組みを通じてハイパフォーマンス領域で得た知見を広く社会に展開していくことも大切な役割だと考えています。これらを具現化するためには、連携協定を結んだ大学などとの共同研究や人事交流を推進していくとともに、地域のスポーツ医科学センターともより連携してまいります。さらに、本年度より諸外国との連携協定を活用した、新たな試みも実施していきます。

 最後に、私達は引き続きハイパフォーマンススポーツにおける課題の解決に向けて、アスリートやコーチ、そして競技団体や統括団体など、多くの関係者とともに日々のコミュニケーションを大切にして役割を果たしてまいります。
 皆様のますますのご理解とご支援をお願い申し上げます。


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