生理学実験室

生理学実験室写真1

 生理学実験室には、トレッドミルや自転車エルゴメーターなどの運動負荷装置、呼吸・循環動態測定装置等の機器が設置されています。これらを用いて、競技者の体力や運動能力を生理学的な面から多角的・総合的に測定・分析・評価することができます。これらの結果は競技者のトレーニング計画の立案やフィットネスチェックに役立てられます。
 生理学実験室内には、環境制御実験室(温・湿度実験室、気圧実験室)もあります。

施設紹介

・付帯設備 トレッドミル、自転車エルゴメーター、ローイングエルゴメーター、呼吸代謝測定装置、心電計、血圧計、近赤外線酸素モニタ、パルスオキシメーター、筋電計、脳波計など

環境制御実験室

 環境制御実験室には、温・湿度実験室と気圧実験室が設置されています。温・湿度実験室は、温度0~40度、湿度10~95%の範囲、気圧実験室は、大気圧~533hPaの範囲で、制御した環境を設定することができます。環境制御実験室は、温度・湿度、気圧を特別に設定して研究・支援を行うだけでなく、フィットネスチェックで測定時の温度・湿度環境を統一するためにも使用されます。   環境制御実験室写真

呼吸循環機能測定・筋活動量評価

 生理学実験室では、各種の運動負荷機器を用いて運動を行った時の酸素摂取量や心拍数、血中乳酸濃度を調べ、各選手の体力・運動能力の生理学的特徴やトレーニング効果を評価します。新たなトレーニング方法開発のための研究では、上記のパラメータに筋血流量、筋酸素動態、筋活動量を併せて調べることもあります。環境制御実験室では、各種の環境が身体の生理学的側面とパフォーマンスに及ぼす影響を調べる研究も行われます。設定した環境がパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合には、それに対処するための研究も行われます。   環境制御実験室写真

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