
| 画像検査室では、主に一般X線装置、MRI装置、CT装置、X線TV断層装置、X線骨密度測定装置(DEXA)を用いて画像検査を行います。スポーツクリニック内にPACSを設置し医療用画像をデジタルデータとして保存・管理・配信することが可能になっており、医療水準及び研究基盤の向上を図っています。これらの装置を用いて、骨や筋肉、腱、靱帯等を中心とした、スポーツ障害の診療に必要な画像を撮影すことにより医学的な問題を解決できるとともに、運動生理学的な筋肉の形態や特性の評価にも有用であり、スポーツ医・科学の分野において大きな力を発揮します。 |
施設紹介
| ・付帯設備 |
X線撮影装置、X線TV断層装置、磁気共鳴画像撮影装置(MRI)2台、マルチスライスX線コンピュータ断層装置(CT)、X線骨密度測定装置(DEXA)など |
一般X線撮影
FPD(フラットパネルディテクタ)と呼ばれるパネルで人体を透過したX線をデジタル信号に直接変換し画像を得る装置で、骨折等の骨の異常をはじめ、胸部や腹部など様々な臓器の病変診断に使用します。
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磁気共鳴画像撮影装置(MRI)
筋や腱、靱帯といった軟部組織の描写に優れた画像診断装置です。また、3テスラという高い磁場強度の装置は、高解像度のMR画像を高速で撮影できるとともに、生体内の分子の種類、成分などを調べるMRS(磁気共鳴スペクトロスコピー)等も実施可能であり、代謝情報を得ることも可能です。
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マルチスライスX線コンピュータ断層装置(CT)
一度の回転で多数の断面画像を高速かつ高解像度で同時に撮影できる最新のCT装置で、全身の臓器を撮影することができます。高精細な3D画像も作成可能で、一般X線検査よりも微細な病変の抽出にすぐれており、全身の病変診断で利用します。より正確な診断と治療に貢献します。
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X線TV断層装置
| 複数の角度からX線を照射して得られた画像をコンピュータで再構成して連続的な断層面画像が得られる装置です。CTよりも低被ばくで断層画像を得る事が可能で微細な骨折等の病変診断に利用します。また、X線透視が可能であり、神経根ブロックや整復術を行う際に利用します。 |
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X線骨密度測定装置(DEXA)
2種類のX線を用いて骨の成分である骨密度(BMD)と、体内の筋肉、脂肪、水分などの組成分(体組成分)を同時に高精度に測定が可能な装置です。骨折リスクや筋量等を把握するために使用します。
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