アスリートの私のお気に入りメニュー

塚原直貴選手
  陸上競技 塚原 直貴 選手


北京オリンピック

 4×100mリレー 銅メダル

塚原直貴選手

写真:AP/アフロ



食事に関するエピソード


 普段は寿司屋さんでご飯を作ってもらっているんですけど、和・洋・中となんでも作ってくれるんです。練習が終わって料理を作ってくれる人がいるのは本当に助かりますね。好き嫌いはないので、何でも食べられます。

でも、実はこう見えて昔は体が弱かったので、母が食事にはうるさかったんですよ。そのおかげで、今は特に何も考えなくても自然に身体によさそうな料理を選べるようになっているような気がします。今でもあまりお腹は強いほうではないので、辛いものは好きなんですけど頻度を考えて食べるようにしています。ほかにも油を多く使った料理を食べるとお腹をこわすこともあるので、油っこい料理よりは焼き物など油の少ない料理を選んでいます。週末などの気分転換に焼肉を食べに行くこともありますけど、そこでも選ぶものが変わってきて、油っこいものはとらなくなってきました。

食事って食べてすぐに影響が出るものでもないので、規則正しい食生活を継続することが大切なんですよね。試合までに体をつくり上げて、試合前は自分が一番満足するものを食べてリラックスすることも大切だと思います。もちろん、エネルギーや炭水化物、たんぱく質など最低限必要な量は考えてとりますけどね。

僕は海外に行ったら現地のものを食べます。その環境に適応するのも能力の1つだと思います。海外では生ものを食べないように注意しますけど、ときには食べたことのない料理にチャレンジすることもありますね。好奇心が旺盛なんですよ(笑)。なので、あまり日本から食品を持っていくことはないですね。

ロンドンオリンピックに向けて

 今年のロンドンに向けて、昨年の世界陸上出場も断念しました。北京オリンピックでメダルを取ったということは、1つの自信になっています。次のロンドンでは4年間やってきたことが身になるように、そして日本人がまだ到達していない領域に到達できるように頑張りたいと思います。

 
陸上競技日本代表の塚原直貴選手にお気に入りのメニューを選んでいただきました。(以下、塚原選手談)


主食 ジャージャー麺

  ジャージャー麺
   
   
 夏の暑いときは食欲が落ちて食事がとれなくなるんですよ。ジャージャー麺は冷たい上に辛さで食欲がわいてきますし、いろんな栄養素がとれるので、たくさん食べられないときにはいいんです。ビタミンB1って結構とりにくいですけど、ジャージャー麺は豚肉が入っているので、ビタミンB1の補給源にもなりますね。
 
主菜 豚肉と厚揚げのキムチ炒め

  豚肉と厚揚げのキムチ炒め
   
   
 辛いものが好きなんです。主食でも豚肉を選んでますけど、豚肉も好きですね。JISSのレストランでは脂質の少ない牛しゃぶ・ポン酢がけなどをよく選びます。僕は、食事はまず主食をしっかり食べて、主菜は補助的にとるという感覚で組み合わせを選んでいます。
 
副菜 水菜とじゃこのサラダ

  水菜とじゃこのサラダ
   
   
 じゃこが好きなんですよ。そして、水菜はシャキシャキと歯ごたえよく食べられるところがいいですね。さっぱりしているので食べやすいですよね。でも、鶏レバーも好きなので、鶏レバーのレシピとどっちを選ぶか悩むところです。
 
デザート ミルクゼリー黒蜜かけ

  ミルクゼリー黒蜜がけ
   
   
 JISSのレストランで食べて美味しかったので、これを選びました。基本的には和食が好きなので、ほかにも白玉や寒天も好きです。このゼリーの横に白玉が入っていたら最高ですね。牛乳を使っているのでカルシウムがたくさんとれるところも選出ポイントです。

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