平成25年度 女性特有の疾患、障害、疾病等における医学サポートプログラム


女性特有の疾患、障害、疾病等における医科学サポートプログラム

女性特有の疾病等を抱えながら競技を継続しているアスリートは少なくありません。JISSでは、疾病等による競技への影響や将来的な身体への影響等に不安を抱えている選手に対して、女性アスリートの婦人科受診女性アスリート専用電話相談窓口利用を勧めています。これらのJISSの既存のプログラムで対応できない場合は、本事業によって個々のケースに応じたプログラムの提供を行いました。

女性特有の疾患、障害、疾病等に関するデータ一元管理システムの構築

JISSや他の病院の検査結果を一元管理するためのシステムを構築し、JISSメディカルセンターが運用します。きめ細かい診療を可能にするだけではなく、収集したデータをアスリート個人や主治医が参照することで、日常のコンディション管理にも役立てられます。
データの対象は検体検査及び画像検査(X線、超音波検査、CT、MRI、骨密度測定)の結果とし、他院での検査結果や自宅での収集データ(月経周期など)については、アスリート本人もしくはアスリートの主治医が入力します。入力されたデータは、本人分についてはJISS内システム管理者と本人のみが参照可能です。主治医については、担当しているアスリートの情報のみが参照できるよう権限を設けています。

JISSメディカルセンター、JISS電子カルテデータベースや主治医、アスリート本人による登録データは、インターネットを通じてLiLi女性アスリートサポートシステムに格納されます

ページトップへ