ハイパフォーマンススポーツセンターでは、コロナ禍のような練習環境の制限を受ける状況においてもアスリートを継続的に支援する方法を競技現場へ広く還元することを目的として、シンポジウムを開催しています。
開催概要
2021年度のシンポジウムは終了しています。
多くの皆様にご視聴いただき、厚くお礼申し上げます。
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テーマ |
ハイパフォーマンススポーツ・シンポジウム
コロナ禍で得た教訓:ハイパフォーマンススポーツアスリートのディトレーニングとリトレーニング
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日時・場所 |
2022年3月15日~3月31日(オンデマンド配信)
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参加対象 |
・競技団体関係者(アスリート、育成・強化担当者等)
・研究者(大学、研究所、地域医・科学センター等)
・国内外スポーツ関係者(自治体、関連企業等)
・ハイパフォーマンススポーツの競技力向上・発展に資する者 |
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主催 |
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC) ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)
※本シンポジウムはスポーツ庁委託事業「スポーツ支援強靭化のための基盤整備事業」の一環として実施しております。 |
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内容
はじめに:強靭なアスリートの育成:コロナ禍で得た教訓(43分)
<出演者>
IÑIGO MUJIKA, Ph. D.
University of the Basque Country (Spain)
<キーワード>
シンポジウム全体の概要/演者の紹介/トレーニングの可逆性の原理/短期のディトレーニングの特徴/トレーニングによる適応の保持/ピリオダイゼーションの統合的・多元的アプローチ/負荷の定量化と適応のモニタリング
講義① コロナ禍における身体パフォーマンスの維持(46分)
<出演者>
BARRY A. SPIERING, Ph. D.
U.S. Army Research Institute of Environmental Medicine (USARIEM) (USA)
<キーワード>
持久性能力と最大酸素摂取量を維持するためのエクササイズの最小量/持久性能力と最大酸素摂取量を維持するための実践的解決策/筋力と筋量を維持するためのエクササイズの最小量/筋力と筋量を維持するための実践的解決策
講義② プロサッカーチームにおけるコロナ禍のトレーニング:エキセントリックオーバーロードと傷害予防(51分)
<出演者>
JULIO TOUS-FAJARDO, Ph. D.
Tensegrity Performance (Spain)
<キーワード>
エキセントリック過負荷のキーとなるコンセプト/多様な動作による効果の理解/ピッチに特化した安価なトレーニング方法/ホームエクササイズ/オンラインセッション
講義③ コロナ禍における栄養戦略(40~60分)
<出演者>
LOUISE M. BURKE, Ph. D.
Australian Catholic University (Australia)
<キーワード>
隔離中のカロリーおよび栄養の目標設定/隔離中のトレーニング効果を最大化するための栄養戦略/食における心理的側面(内容は変更になる場合があります)
講義④ コロナ禍における心理戦略(40~60分)
<出演者>
GLORIA BALAGUÉ, Ph. D.
University of Illinois Chicago (USA)
<キーワード>
「強靭性」や「認識の柔軟性」の重要性/望ましい計画に対する障壁の予期/現状において次なるステップのための休息、心理的リカバリー、準備(内容は変更になる場合があります)
講義⑤ シーズン制スポーツにおけるフィールドテストを用いた身体パフォーマンスの評価(49分)
<出演者>
MARTIN BUCHHEIT, Ph. D.
Kitman Labs (Ireland)
<キーワード>
トレーニングに対する応答の概要/フィットネス/モニタリング/神経筋の状態
講義⑥ コロナ禍におけるトレーニング負荷の管理(63分)
<出演者>
ØYVIND SANDBAKK, Ph. D.
Norwegian University of Science and Technology (Norway)
<キーワード>
新型コロナウイルス感染症の影響/トレーニングおよびコーチングの原理/実際の解決に向けた挑戦(ピリオダイゼーション・傷害予防のための弱点の克服・コーチとアスリートのコミュニケーション)
問い合わせ先
シンポジウム事務局(山下・山﨑)
E-mail: daichi.yamashita◎jpnsport.go.jp
※「◎」を「@」に置き換えてください。
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