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代表挨拶(HPSC長、JISS所長)

独立行政法人日本スポーツ振興センター
ハイパフォーマンススポーツセンター長
国立スポーツ科学センター所長
久木留 毅 (博士/スポーツ医学)


 国際的な社会・経済・環境等の変化は、誰もが予想できない不確実な時代と言えるでしょう。その中、ハイパフォーマンススポーツというフィールドで私たちは活動をしています。変化の激しい時代であるからこそ、変化に対応し未来を想定し用意周到にしていくことが必要なのです。

 東京2020大会から既に3年の月日が流れ、今年はパリ2024大会が開催されます。その中で私たちの役割は、日本選手団をスポーツ医・科学、情報面から支えることです。そのための準備も加速させています。日々のトレーニングやコンディショニング、そして大会時の支援を含めて事前の準備を怠ることなく日々検討を重ねています。さらに、2年後のミラノ・コルティナ2026大会に向けた準備も既に開始しました。また、HPSCでは東京2020大会以降、コンディショニングの新しい概念として「トータルコンディショニング」を推進しています。各大会では、この概念に基づく支援を充実させます。

 JISSでは支援と研究を一体にとらえた活動を推進しています。そのために、外部有識者のアドバイスを得て、支援では、分野等を横断した「総合型支援」、研究では、「研究の柱」を設置して新たな取り組みを開始しました。さらに、研究の促進のためには、各学会との連携も必須となります。そこで、「学会のカレンダー会議」を設置し、誰が、どこで、何を、どの様に発表するかを数年前から検討した上で各学会においてHPSCの成果等を発信していきます。

 HPSCでは、5年、10年先を見据えて機能強化を考え、国内外の機関と連携し人材の交流と育成を推進するための準備も実施しています。我々が支援するアスリートやチームは、世界の中で自らのパフォーマンスで競い合いを行っています。それを支えるスタッフも世界レベルでの競い合いに適応する必要があります。また、HPSCが得た知見を社会に還元していく「ハイパフォーマンスからライフパフォーマンスへ」については、東京2020大会のレガシーとして具体的な取り組みを実施します。

 アスリートを支援していくためには、私たちだけでは出来ないことが多くあります。皆様のご理解とご支援を引き続き宜しくお願い申し上げます。


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