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UKスポーツ(英国)との連携協定覚書を締結

2013年6月18日、イギリス・ロンドンにて、日本スポーツ振興センター(JSC)は、UKスポーツと両国のエリートスポーツの更なる発展を図る協力体制を構築するため、2年間の連携協定覚書を締結いたしました。

調印している際の写真JSCは2009年に設置したロンドン事務所を拠点とし、これまでエリートスポーツにおける国際競技力向上に関わる様々な領域(コーチ育成、研究開発、国際競技大会招致支援、パフォーマンス分析、投資評価等)で、UKスポーツと知識・経験の共有を図ってきました。これらの実質的な連携活動は、両国間に情報共有の機会のみならず、新たな人的ネットワークを生み出すなど、双方に様々な利益をもたらしました。
  
JSCはUKスポーツとの正式な覚書の締結を通して、更に情報共有の創出をすると共に、主要国際大会招致支援、エリートスポーツトレーニングセンター、投資評価、コーチングなどの領域で共同プロジェクトを設置・運営する予定です。また、政府系スポーツ機関として、両組織間の正式な連携関係を活用し、より多くの競技団体及び国内スポーツ関係者の方々が有益な協力体制を構築するための支援を行っていきたいと考えております。

調印式には、UKスポーツからCEOのLiz Nicholle女史、Major Event & International Relations ディレクターのSimon Morton氏、JSCから河野一郎理事長、勝田隆スポーツ開発推進部部長、和久貴洋情報・国際部課長、久木留毅ロンドン事務所参事らが出席しました。

連携締結調印式スピーチ(抜粋)
「JSCから我々のカウンターパートの方々が英国に訪れ交流を深める機会を常に喜ばしく思っていました。そしてこれらの継続的な交流が両国間に素晴らしい連携関係をもたらしたと確信しています。本日の覚書締結により、我々は、この関係をより強化し、情報やベストプラクティスの更なる共有を図れることを期待します。例えば日本も英国も高い水準の主要国際競技大会開催能力を有しており、その知識・経験を共有することで相互に学び高め合うことが可能となります。我々はこのような連携協力を継続的に展開していきたいと考えています。」(UKスポーツCEO Liz Nicholl女史)

「2009年にJSCがロンドン事務所を設置して以来、様々な情報共有の機会を創出し、それらを通して両組織間の密な連携関係を構築してきました。私は、実質的で継続的なこれまでの連携活動が両国の国際競技力向上に大きく寄与してきたと信じています。これまでの関係をより強固で持続可能なものにしていくために、今日、UKスポーツと正式に連携協定を締結できたことを非常にうれしく思います。この連携協定が、両組織のみならず両国間の様々な領域で専門知識と経験の共有を図りエリートスポーツの発展に寄与することを期待します。」(JSC理事長 河野一郎)

集合写真

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