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理事長あいさつ

大東和美 平成27年10月1日に日本スポーツ振興センター(JSC)の理事長に就任し、半年が経過しました。日本のスポーツの発展に貢献するチャンスをいただいたことへの喜びとともに、大きな責任を感じながら組織運営に努めているところです。
 平成27年度を振り返ってみますと、ナショナルプロジェクトである新国立競技場整備事業については、優先交渉権者を選定し、基本設計に着手するなど整備計画に沿って一歩進めることができました。また、競技力向上に向けた取組では、国際競技力向上のための研究・支援を行う「ハイパフォーマンスセンター」(国立スポーツ科学センター及び味の素ナショナルトレーニングセンター)の平成28年4月設置に向けて準備を進めてきました。さらに、スポーツ振興くじについては1,084億円と過去2番目の売上を確保することができました。
 一方、内部統制・ガバナンスの観点で契約手続き等に関する様々なご指摘をいただき、10月の理事長就任以降、最優先課題として改善に取り組んできました。具体的には、新国立競技場整備計画経緯検証委員会より組織体制や情報発信体制等についての指摘等を受け、新国立競技場整備事業に係るプロジェクト・マネージャーを明確化し、メディアに対する定例ブリーフィングを始めました。また、法人ガバナンスに関する点検や必要な助言を得ることを目的に、第三者からなる「運営点検会議」を設置・開催し、内部統制・ガバナンスを点検・改善していく体制を整えました。
 さらに、コンプライアンス研修の実施や役職員のとるべき行動をまとめた「JSC役職員行動指針」の策定等を通じて、役職員のコンプライアンス意識の向上と風通しのよい組織風土改革に取り組んでおります。
 より国民の皆様に信頼される組織となるため、これまで以上に国民視点、アスリートファーストの視点に立ち、オープンなコミュニケーションが不可欠であると考えています。

 以上のような取組を踏まえ、平成28年度においては大きく次の3点を重点として、業務を進めて参ります。

1. 我が国のスポーツの振興におけるJSCの役割発揮
2. 内部統制・ガバナンスの強化
3. 風通しのよい組織風土への改革

 今年度は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催されます。「ハイパフォーマンスセンター」を拠点にアスリートへのサポートを充実させるとともに、大会期間中には現地に「ハイパフォーマンスサポート・センター」を設置して日本選手団を支援します。
 また、平成31年11月の完成を予定している新国立競技場の整備に当たっては、12月に予定している建設工事着工に向けて、スケジュールに沿って進められるよう着実に進めて参ります。
 さらに、このような事業をしっかりと進めていく前提として、内部統制・ガバナンスを強化するとともに、3月に基本理念、ビジョンを受けて策定した「JSC役職員行動指針」を役職員が常に意識した行動・業務を行うように徹底し、事業の成果を最大限に発揮できる風通しのよい組織に育てていきたいと考えています。女性職員や障がいのある方などを含め、すべての人が活躍できる職場環境の整備も進めます。
 JSCはスポーツに強い愛着のある職員や若い職員も多く、活気がある組織です。多様な業務の中で全体のバランスに配慮しつつ、ひとりひとりの個性を生かした風通しのよい組織、一体感のある組織としてさらなる活性化を図っていきたいと考えています。
 皆様のより一層のご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 
 
 
平成28年4月
日本スポーツ振興センター 
JAPAN SPORT COUNCIL
理事長  大東 和美

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