スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進

1 スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進

 JSCは、スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する業務(JSC法15条1項6号)の一環として、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)等の関係機関と連携し、スポーツにおけるドーピングの防止に係るインテリジェンス活動(以下「インテリジェンス活動」という。)を実施しています。
 インテリジェンス活動とは、アンチ・ドーピング規則違反の特定に向けた調査をはじめとする情報の収集、分析及び評価活動であり、組織化・巧妙化しているといわれているドーピングを発見するのに不可欠なものです。
 インテリジェンス活動を通じて、アンチ・ドーピング規則違反の早期発見がなされ、これが是正されることにより、スポーツをクリーンでフェアに保つことを目的にしています。

(1)「ドーピング通報窓口-あなたが守る STOP DOPING-」の設置

 アンチ・ドーピング規則違反を定めた世界アンチ・ドーピング規程第2条及び日本アンチ・ドーピング規程第2条に違反する又は違反する疑いのある行為に関する情報を広く収集することを目的として、ドーピング通報窓口を設置しています。
 アンチ・ドーピング規則違反の10の類型のうち、ドーピング検査により発見できる違反は、主として「競技者の検体に禁止物質又はその代謝物、若しくはマーカーが存在すること」が挙げられますが、その他のアンチ・ドーピング規則違反を発見し特定するためには、ドーピング検査だけでは得られない情報(インテリジェンス)を集めることが不可欠です。
 クリーンでフェアなスポーツのためには皆様からの情報提供が重要となりますので、ご協力をお願いいたします。

〇ドーピング通報窓口専用サイト
URL:https://www.report-doping.jpnsport.go.jp 
    ドーピング通報窓口専用サイトへのリンク

(2)アンチ・ドーピングに係るインテリジェンス活動の枠組み等に関する検討
 現行法制下において、アンチ・ドーピング規則違反の特定に資する情報を、JSCが行政機関から提供を受けることができるようにするための法的枠組み等を検討するため、平成26年10月に「アンチ・ドーピングに係るインテリジェンススキーム構築に向けた検討チーム」を設置しました。同検討チームにおいては、法律家を含む外部委員を交えて、主として法的観点から議論を行いました。

〇参考:独立行政法人日本スポーツ振興センター「アンチ・ドーピングに係るインテリジェンススキーム構築に向けた検討チーム」最終報告書(PDF:889KB)

 2 日本アンチ・ドーピング規律パネル

(1)概要
 日本アンチ・ドーピング規律パネル(以下「規律パネル」という。)は、アンチ・ドーピング規則違反について、その事実の有無を認定し、措置を決定する機関です。
 競技者やサポートスタッフ等によるアンチ・ドーピング規則違反があると疑われる場合、JADAがその者に対して、アンチ・ドーピング規則違反の通知・主張を行います。
 その後、原則として、規律パネルが聴聞会を開催し、JADA及びアンチ・ドーピング規則違反を主張されている競技者等から事情を聴くなどします。そのうえで、規律パネルがアンチ・ドーピング規則違反の有無を認定し、措置を決定することになります
 なお、規律パネルの決定文については、日本アンチ・ドーピング規程に沿って、JADAのホームページ上で公表されています。

〇参考: 日本アンチ・ドーピング規程(JADAのホームページ)
  http://www.playtruejapan.org/code/
  日本アンチ・ドーピング規律パネルによる決定文等(JADAのホームページ)
  http://www.playtruejapan.org/disclosure/panel/


(2)体制
 規律パネルはJSC、JADA及び競技団体等から独立しており、アンチ・ドーピング規則違反について中立かつ公正に判断を下します。
 規律パネルの委員は法律家及び医師等のうちからJSCの理事長が任命します。JSCが規律パネルの運営を所管していますが、聴聞会の開催や決定等といった規律パネルの運営に関する具体的な事務については、規律パネルの適正な運用を補助する者として外部専門員(運営コーディネーター)を任命し、同人に一任しています。規律パネルによる聴聞会やその決定等に対してJSCが影響を及ぼすことはありません。

【アンチ・ドーピング規則違反が疑われる場合の主な流れ】

アンチ・ドーピング規則違反が疑われる場合の主な流れ。1、JADAによる競技者等に対する違反の通知・主張。2、規律パネルによる聴聞会。3、規律パネルによる決定。

※競技者等は違反を自認し、聴聞会を放棄して、JADAが申し入れる措置を受諾することもできます。

〇参考:独立行政法人日本スポーツ振興センター日本アンチ・ドーピング規律パネル規程


 

お問い合わせ先

1  「スポーツにおけるドーピングの防止に係るインテリジェンス活動」について

 スポーツ・インテグリティ・ユニット
 アンチ・ドーピンググループ
 電話番号:03-5963-0246
  2  「日本アンチ・ドーピング規律パネル」について
  

 ハイパフォーマンスセンター運営部運営調整課
 電話番号:03-5963-0200

 

 

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