『誰もがスキーを楽しめる環境を目指して』 大日方邦子 チェアスキー体験会 in 北海道 ～
日程：2017/2/11 場所：北海道札幌市
アンバサダー：大日方邦子
2月11日（土）、JSCと連携協定を締結している北海道との共催事業としてパラリンピック金メダリスト（長野、トリノ）の大日方邦子さんによるチェアスキー体験会を、フッズスノーエリアスキー場（札幌市）で開催しました。
この教室では、オリンピアン（アルペンスキー）の川端絵美氏とともに誰もが共にスキーを楽しむことができる環境を目指し、障がい者スキーヤへの理解を深めるともに、パラリンピックを身近に感じる機会とし、2020年東京オリンピック・パラリンピックの機運を高めることを目的とし行いました。
ゲレンデでのレッスンでは、はじめてチェアスキーを見る参加者を前に、大日方さんの華麗な滑りが披露され、そのスピードと綺麗なフォームに圧倒されていました。また、ポールを使って一緒に斜面を滑る場面では、チェアスキーの大日方さんが子どもたちをサポートし、互いに助け合いスキーを楽しむことができることを参加者みんなが実感できました。
昼食を挟んで午後は大日方さんと川端さんによるトークセッションを行いました。
大日方さんが実際に義足を見せてくれたり、チェアスキーやバイスキーに乗ってみました。大日方さんはご自身がスキーに出会ったきっかけやパラリンピックの経験談も踏まえ「スキーは立って滑るものだと思い込んでいるかもしれないが、座って滑ることもできるし、1本で滑ることもできる。目が見えない人もサポートがあれば滑ることができる。不可能だと思っていることも、可能になる。スポーツを通してみんなが同じ楽しみを持つ喜びを理解してもらいたい。」とお話されました。
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