助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成：一般社団法人キャタピラーズ】

　令和4年度スポーツ団体スポーツ活動助成を受けて「フラッグフットボール教室事業」を行っている一般社団法人キャタピラーズの実施状況調査を実施しました。
　フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源になって生まれたスポーツで、「タックル」の代わりに、両腰につけた「フラッグ」を取ることで、より安全に幅広い層の方が楽しむことができるボールゲームの1つです。「思考力」、「コミュニケーション力」、「体力」の3つを同時に育むことができるスポーツとして小学校体育でも実施されています。本事業でも小学生を対象として、1年生から3年生までの教室、4年生から6年生までの教室に分かれて実施されています。教室では、鬼ごっこのような体を動かすことから始まり、徐々にフラッグフットボールのルールを交え、最終的にはミニゲームができるプログラムとなっています。
　令和4年度に初めて開催する教室でしたが、足立区と連携して区内の小学生に呼びかけを行い、当日は約20名の小学生が参加していました。参加した小学生は、元気いっぱいにグランドを走り回り、楽しそうにフラッグフットボールに親しんでいました。
　助成金を受けることで、参加料を無料にすることやスポーツ用具の購入、現役のアメリカンフットボール選手からの指導が可能となり、充実した内容の教室となっています。
　フラッグフットボールは、2028年のオリンピック競技種目候補にもなっており、本教室を通じて競技に興味を持つ小学生を増やし、競技の普及や地域のスポーツ振興につながることを期待します。

（令和4年12月18日　往査により実施）

（写真）フラッグフットボール教室事業