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助成事業紹介【スポーツ振興基金助成:公益社団法人日本フェンシング協会】

 令和4年度スポーツ団体大会開催助成を受け、「2022高円宮杯フェンシングワールドカップ」(男子フルーレ個人戦及び団体戦)を開催した公益社団法人日本フェンシング協会の調査を実施しました。
 コロナ禍の影響により、3年ぶりの開催となった本大会は、2024年に開催されるパリオリンピックに繋がる大会として、重要な位置付けとなるため、例年よりも多くの参加者数となりました。
 日本の成績は、28か国198名の選手が出場した個人戦では、永野雄大選手が第3位となる成績を残し、23か国92名(1チーム4名)の選手が出場した団体戦では、準優勝という成績を残しました。競技中は、会場全体が一体となり、声援にも熱が入る大会でした。
 日本フェンシング協会は、より多くの方に試合観戦をしていただくために、入場料を無料にしたことや、約40社のメディア対応といった広告宣伝にも尽力していました。
 今後の課題としては、協賛金を確保し、競技会場の演出効果をより一層高めることで、選手のモチベーションやパフォーマンスに良い影響を与える雰囲気作りを行うことが挙げられます。また、本大会を通じてフェンシングに興味関心を持つ機会の増加、それに伴う競技人口を増やすきっかけ作りが挙げられます。
 今回調査した結果、競技運営における会場設営での機材準備、運営スタッフの配置、大会PR等、様々な面で助成金が活用されていました。特に新型コロナウイルス感染症拡大防止のための措置において、他国選手との接触を避ける等、それぞれの国が求める対応を柔軟に実施していくために、本助成金が大きく役立っていることが見受けられました。
 今後も、本大会に出場した選手や観戦した子どもたちの中からオリンピックのメダリストが現れることを願うとともに、フェンシング競技の更なる普及・発展を期待します。

(令和4年12月11日 往査により実施)

助成団体 公益社団法人日本フェンシング協会
活動名 2022高円宮杯フェンシングワールドカップ
活動細目名 競技会開催(競技)
助成金額 8,000,000円


公益社団法人日本フェンシング協会 公益社団法人日本フェンシング協会
(写真)ワールドカップの様子

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