令和3年度総合型地域スポーツクラブ活動助成を受け、活動基盤強化事業及びクラブマネジャー設置事業を行っている一般社団法人パシオアスレチッククラブの調査を実施しました。
　当クラブは、茨城県水戸市、ひたちなか市を中心に活動している総合型地域スポーツクラブで、現在3種類（サッカー、ランニング、ボール遊び）のスポーツ教室を展開しており、小学生を中心に約300名の会員を有しています。
　教室参加者の満足度向上に力を入れていて、ランニング教室では、ハードルやトランポリンを活用することでしっかりと地面を蹴るフォームを学べることから、特に小学生やその保護者の方から好評の教室となっています。
　また、今後のクラブの展望として、年齢層を広げ、種目数を増やしていく予定です。近隣の学校のグラウンドを活動場所として追加することとしており、広い活動場所を新たに加えることにより、広さを生かした教室、イベント等が行えることから多くの新規会員獲得が期待されています。
　今後の課題としては、質の高い教室を提供し会員の満足度を上げるための指導者等の人材の確保が挙げられます。
　今後も、満足度の高い教室を開催できるクラブ運営を行い、総合型地域スポーツクラブとしてより発展されることを期待しています。

（令和3年11月9日　Web会議により実施）

（写真）ランニング教室の様子（※写真提供：一般社団法人パシオアスレチッククラブ）