令和2年度地域スポーツ施設整備助成（人工芝生化改設）において、総合体育館庭球場人工芝生化改設事業を行った岐阜県　大垣市の調査を実施しました。
　総合体育館庭球場は市内に4か所あるテニスコートの中で一番利用頻度が高いテニスコートですが、利用頻度の高さ、また、経年劣化により人工芝は剥離箇所が発生し、コート全体の人工芝が薄くなったことから、この度スポーツ振興くじ助成金を活用して改設を行いました。
　全面張替を行ったことで、利用者からは「芝のつぎはぎがなくなり、コートラインが分かりやすく、プレーしやすくなった」、「段差や剥離での転倒による怪我の心配がなくなり、安心してテニスを楽しめるようになった」「全面を芝生化したことでボールの跳ね返りがよくなり、ラリーの中のイレギュラーがなくなったため、技術が高まるようになった」と好評を得ています。
　改設したテニスコートは「市民総合体育大会」、「西濃テニス選手権大会」など市民が集う大会で、引き続き利用されており、コートが使いやすくなったことで今まで以上に盛り上がる大会を開催することができるようになりました。今後も、地域住民の方に広く利用していただくためのイベント等を開催する予定です。
　新型コロナウイルス感染症の影響で市内の体育施設を休館していたこともありましたが、現在は感染対策を徹底し、施設の利用を行っています。
　今後も引き続き、定期的な保守点検を実施し、日々適切な管理を行うことで、総合体育館庭球場が地域住民の体力向上、スポーツ振興の場となることを期待します。

（令和3年11月26日　Web会議により実施）

（写真）総合体育館庭球場の様子（※写真提供：岐阜県大垣市）