令和3年度地方公共団体スポーツ活動助成を受けている北海道網走市の実施状況調査を行いました。
　新型コロナウイルス感染症の影響により、各地でマラソン大会が中止となる中、「オホーツク網走マラソン2021on the web(2weeks･2days)」は、専用アプリを利用したオンラインマラソン大会として事業を実施しました。2weeksと2daysの部門を設定し、期間内に42.195km以上走ることで完走となります。走行コースの指定がないため、今年度は全国から2000名以上の方が参加しました。
　事業実施期間中には大会を盛り上げるため、地域のFMラジオを活用し、参加者からのリクエスト曲を流すことや、参加者へ生電話を行う等、みんなで走る感覚を持てるようにしています。全国各地を走るオンライン大会ですが、「ランナー同士が繋がっている」実感を持てる大会だったと、参加者から好評でした。
　助成金を受けることで、参加料を安価に設定でき、より多くの方に楽しんでもらえる大会となっています。また、コロナ禍での大会実施にあたり、感染予防対策の注意喚起等を行い、地域住民や参加ランナーの安心・安全の確保に万全を期しています。
　今後も多くの方が参加され、地域スポーツの振興につながる大会となることを期待しています。

（令和3年10月25日　Web会議により実施）

（写真）オホーツク網走マラソン2021on the web(2weeks･2days)の様子（※写真提供：北海道網走市）