令和2年度地方公共団体スポーツ活動助成（大型スポーツ用品の設置）で、東庄町民神代体育館に空手競技用マットを設置した千葉県東庄町の実施状況調査を行いました。
　東庄町内では小学校の統廃合が進み、令和2年4月1日に5校の小学校が1校に統合されました。設置施設である東庄町民神代体育館は施設の有効活用のため、統廃合後の旧神代小学校の体育館を利活用し、新たに町の体育施設となったものであり、この東庄町民神代体育館の他にも、同じく統廃合後に小学校の体育館を町の体育館として利活用している施設が複数あります。
　東庄町には、空手のスポーツ少年団などが複数あり、県内大会での優勝や、全国大会で上位に入る選手を輩出するなど空手が盛んな町ですが、今までは空手競技用マットが無く、中学校の体育館等を借りて床板のまま、練習を行っていました。今回、空手競技用マットを設置したことにより、安全性が確保され、練習拠点が出来たことで、より良い環境で競技技術の向上が期待できます。今後も地域の町民スポーツ大会などを開催し、空手の選手育成にも力を入れていきたいと考えています。
　今後は、用品の定期的な保守点検を実施し、日々の適切な維持管理を続けることで、地域住民の体力向上、スポーツ活動の振興につながることを期待します。

（令和3年11月5日　Web会議により実施）

（写真）東庄町民神代体育館空手競技用マットの様子（※写真提供：千葉県東庄町）