令和2年度地域スポーツ施設整備助成を活用し、桜川市総合運動公園内テニスコート夜間照明LED化改修事業を行った茨城県桜川市の調査を実施しました。
　桜川市総合運動公園内テニスコートは多くの地域住民から利用される施設ですが、供用開始から21年経過しており、老朽化が進み使用できない照明もあったため、建設当時の照度が確保出来ていませんでした。日中に加え、夜間の利用者も多く、テニス教室も開かれていることから、より安全に利用できる環境を整備するため、この度スポーツ振興くじ助成金を活用して改修を行いました。
　施設の主な利用者は個人利用のほか、社会人のテニスクラブ、教室参加者となっていますが、今回、照明を改修したことで、利用者の方々からは「水銀灯よりも照度が明るくなりボールが見やすくなった。」と好評を得ています。
　施設全体の維持管理のために財源を確保してくことが今後の課題として挙げられますが、市職員による定期的な巡回を行うことで、異常や修繕箇所の早期発見に努めていきたいと考えています。
　当施設が、茨城県桜川市のスポーツ活動の拠点として、今後も多くの地域住民に活用されることを期待します。

（令和3年10月21日　Web会議により実施）

（写真）桜川市総合運動公園内テニスコート夜間照明の様子（※写真提供：茨城県桜川市）