熱中症予防のための啓発資料「熱中症を予防しよう -知って防ごう熱中症-」
近年、学校の管理下における熱中症の死亡事例は、減少傾向となっていますが、未だ皆無とはなっていません。 熱中症は、気温・湿度などの環境条件を把握し、それに応じた運動・水分補給・休憩をとることや児童生徒等の健康観察、健康管理を徹底することによって防止することができます。また、万が一発症した場合でも、必要な処置を迅速に実施することにより回復できる疾病です。
JSCでは、熱中症予防のための啓発資料について、毎年、熱中症の発生傾向等についてのデータ更新をしてきましたが、平成25年度学校災害防止調査研究委員会において「体育活動における熱中症予防」をテーマに有識者の方の知見、データを踏まえ、予防策の再検討を行い、報告書をまとめました。
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平成26年3月JSC発行のパンフレット『熱中症を予防しよう-知って防ごう熱中症-』の内容を、最新の知見・データを踏まえ、引き続き、事故防止対策に活用できるように改訂しました。
パンフレットのPDFダウンロードへ
各このパンフレットと併せて、映像資料『熱中症を防ごう-知って防ごう熱中症-』を事故防止の取組に御活用ください。
※映像資料(DVD)のページへ
各学校等におきましては、児童生徒等の大切な命を守るため、本資料を広く活用され、熱中症の予防に努められますよう、心から願っております。
- 発行日: 平成31年3月
- 体裁、ページ数: A4判、8ページオールカラー
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=参考資料= 健康自己チェック表・部活動チェック表
運動部活動等では基本的に児童生徒が自らの体調を考え、無理をせずに実施していくことが重要になります。過剰な練習や無理な環境下での練習は、様々な事故の誘因となる危険性があります。顧問教員や外部指導者は児童生徒の体の状態を的確に把握するとともに、児童生徒が自ら熱中症などの事故を回避することができる能力を育成することが重要になってきます。どちらも必要に応じて項目を変更し活用していただけます。是非ご活用ください。
練習前の健康自己チェック表
継続的かつ定期的に練習前の健康状態や負傷・疾病の状態などを記録することによって、児童生徒自身に健康状態等の問題点に気づかせるともに、児童生徒自らが安全を確保することを通して健康等に対する意識付けを行い、負傷・疾病の減少を図ることが目的です。
部活動チェック表(屋外用・屋内用)
動部活動に参加する児童生徒自らが健康観察と運動環境(施設・設備等)の次のチェックを行うことで安全意識を高め、可避的な負傷・疾病を未然に防ぐことにより安全な運動環境が作れるようにすることが目的です。
パンフレット 熱中症を予防しよう-知って防ごう熱中症- PDFダウンロード
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