ハンドボール

2015年12月25日

国内での「チーム強化」プログラム 活動報告②(ハンドボール)

今回も引き続き、女子日本代表の国内合宿時に対する取組みについてお伝えします。

 

前回もお伝えしましたが、日本の女子ハンドボールを取り巻く今日的な課題の一つとして、国内での高水準な競争相手の少なさが挙げられています。そこで、国内での「チーム強化」プログラムでは、昨年度よりトレーニングパートナーを国内の男子選手に依頼し、練習を行っています。

トレーニングパートナーは、日本ハンドボール協会の情報科学専門委員会と連携しながら、戦術的な分析をもとに実際の対戦を行う「スペシャルチーム(男子大学院生/大学生)」と、より高強度な反復練習に特化した「ストレングスンチーム(関東の強豪高校)」の2種類を設定し、日本代表が味の素ナショナルトレーニングセンターで国内合宿時を行う際に協力を依頼しています。

 

今回は「ストレングスンチーム」の活動についてご紹介します。

 

「ストレングスン」とは強くする、という意味があります。「ストレングスンチーム」の活動においては、国内トップレベルの男子高校チーム3校をトレーニングパートナーとし、連続した33や、1分間の連続攻防トレーニングなどの高強度な反復トレーニングを行っています。各トレーニングは女子代表選手にとって身体への負荷の高いものではありますが、体格差をカバーする機動力、世界で戦い抜くスタミナの獲得にむけて、より実戦に近い環境の中でトレーニングに取り組んでいます。

攻防練習の様子1
〔攻防トレーニングの様子〕

ストレングスンチーム関係者からは、「高校生男子ということで、女性との対戦に慣れるまで少し時間がかかる部分もあるが、双方にとって効果的なトレーニングになっている。」との意見がありました。また、全体練習後の時間を利用して、男子ゴールキーパーに対してのシュート練習など、個別トレーニングにも対応できたことはとても有効であったと考えています。

 

2回に分けてお伝えしてきた国内での「チーム強化」スペシャルチーム/ストレングスンチームについては、女子トップアスリートの国内での高水準な競争相手不足、という課題に対し、より良い練習環境を整え、国内での強化活動の充実に繋げることが目的です。それに向けて、今後も競技団体と協力して取り組んで行きます。

攻防練習の様子2
〔個別トレーニングの様子〕

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