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ドーピング防止活動の推進に関する業務について


 2011年に施行されたスポーツ基本法を踏まえ、日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL)の業務として、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA:Japan Anti-Doping Agency)や関係機関・団体と連携しつつ、これまで実施してきたドーピング防止活動に関する取組みを明確化するとともに、インテリジェンス情報や調査に基づいた検査実施など新たな国際的動向に対応し、ドーピング防止活動をさらに推進することを目的に、本年4月に独立行政法人日本スポーツ振興センター法が改正されました。

 これを受けまして、この度JSCでは「アンチ・ドーピング事業準備室」を設置し、文部科学省やJADAと連携しつつ、効果的なドーピング防止策等について調査研究を実施していくことをお知らせいたします。

 ドーピング防止活動は、近年の国際スポーツ界における重要課題のひとつであり、今回の準備室の設置については、2020年オリンピック・パラリンピック招致への支援の一環として実施してまいります。


 2012年に策定されたスポーツ基本計画では、ドーピングはアスリートに重大な健康被害をもたらすことに加え、フェアプレイの精神に反し、青少年に悪影響を及ぼすなどの問題とされ、国内外のスポーツ界においてスポーツの価値を減じるリスクと捉えられています。そのためドーピング防止活動の推進は、スポーツの健全性や高潔性(Integrity of Sport)を守る取組みであり、これまで文部科学省やJADAを中心にその活動が実施され、JSCはスポーツ振興くじ助成等を通じて支援を行ってまいりました。その活動の一環として、このたびJADAが製作した“JAPAN’s Commitment in Anti-Doping: Integrity of sport”と題する英語版のショートフィルムがJADA YouTubeサイトにて公開されておりますので、あわせてご紹介させていただきます。

こちらから、ご覧いただけます。 


【概要】
アンチ・ドーピング 日本では、アンチ・ドーピング活動を通して、オリンピズムの理念や精神に触れ、フェアプレーなど、スポーツのコア・バリューやスポーツの精神について考えるきっかけが多くあり、スポーツの健全性や高潔性 (integrity) を守る活動が推進されていることを描いています。

 また、オリンピズムの精神に基づくスポーツの理念として総称される「プレイ・トゥルー:Play True」の精神が国内でのみ浸透するのではなく、世界へと広がるよう、JADAの活動を通して世界のアンチ・ドーピングのプログラムの推進に貢献し、けん引していることが描かれています。

 本フィルムは、少女がアンチ・ドーピング活動を通してスポーツの本質を考えるきっかけを得て、真のチャンピオンに育っていく様子を描いています。ショート版1分強と、3分半のバージョンのフィルムとなっています。 

 

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