飛込

2015年10月09日

教育プログラム報告(飛込)

アスリートの国際競技力を向上させるためには、単に技術力や体力だけでなく、コンディションを整えるためのセルフコントロールスキルや、練習を円滑に進めるためのコミュニケーションスキルなど、身につけなければならない個人の能力が様々あります。
飛込みのプログラムにおいては、海外で長期の育成強化プログラムを行っています。この海外育成強化プログラムをより良いものにするために、選手の基礎的なスキルに加え、海外で長期のトレーニングや遠征を行うための教育プログラム開発も同時に行っています。その例を少しご紹介いたします。

■コンディショニングプログラム
本事業では、国立スポーツ科学センター(JISS)と連携し、プログラムを展開しています。
例えば、海外でのコンディションを維持するためには食生活を充実させることも重要です。そのためフィジカルチェックのデータを確認しながら、管理栄養士による栄養相談を行っています。これにより選手は現地で栄養バランスを考えた自炊を行うことが出来ます。
また、海外プログラムでは毎日8時間以上のハードな練習を行っているため、身体的なセルフケアも必要不可欠です。そのため、アスリートの状況に合わせた体幹トレーニング、ストレッチ等をJISSトレーニング体育館のトレーニング指導員から指導を受け、海外プログラム期間中もセルフケアを常に行っています。

コンディショニングプログラムの様子

■英会話研修                       
海外のコーチや選手との円滑な関係を築き、練習の効率化を図るためには、英会話が重要になります。そのため、外部講師によるレッスンとTOEICによるレベルチェックを行っています。海外プログラムが進むにつれ、アスリートの英会話のスキルアップが確認できています。

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