第76回 災害共済給付のデータで事故発生状況を把握― 会議資料活用事例 ―

災害共済給付のデータで事故発生状況を把握
― 会議資料活用事例 ― 
 
  「学校安全Web」では、学校安全に役立つ情報を提供しています。先生方の研修会の資料、事故防止対策に取り組む際の資料として、是非ご利用いただきたいと思います。
 今回は、千葉県教育委員会主催の平成27年度「安全主任等地区別研究協議会」の中で、当センターの統計情報を利用していただきましたので紹介します。
 
 「安全主任等地区別研究協議会」は、千葉県教育委員会の主催で、各学校の安全主任や学校安全を担当する先生方を対象とし、「幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校における学校安全の指導者層が、学校安全の充実を図る上で必要な事項の研修及び研修に基づく研究協議を通し、学校安全の指導力の向上を図るともに、学校安全における幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校の連携を図ること」を目的として開催されています。
 協議会では、学校安全の現状や推進に関する説明、防災教育に関する実践発表が行われるとともに、
交通安全、生活安全、災害安全それぞれについて、県内の事故の発生データや、安全対策の具体的な取り組み等について紹介されました。
 また、「学校安全Web」の掲載資料を活用して、学校種ごとの発生件数をグラフ化し、死亡事故の発生状況を資料として示していました(下図)。
 
<協議会資料> 
 
 
 なおこの他、「学校安全Web」の「学校事故事例検索データベース」を使うと、平成17年度~平成26年度に死亡・障害見舞金を給付した事故の発生状況を確認できます。こちらも併せてご活用ください。 
 
(参考)

 協議会では、当センターも「学校災害事故防止のための情報提供」と題して、当センターの取り組みをお話する時間をいただき、災害共済給付オンライン請求システムの統計情報の機能を使った事故発生件数の把握について紹介させていただきました。

 災害共済給付オンライン請求システムの統計情報の機能は、各学校は自校の事故発生状況が、設置者は、管下の学校の事故発生状況が、データとして出力できます。また、都道府県、全国のデータも出力できます。

 例えば、下記のように、小学校の事故の発生件数について、事故発生の場合別(授業中、休憩時間中などの別)のデータをグラフ化し、自校や地域の発生傾向について把握するとともに、全国の傾向と見比べることができます。その他、けがの部位別、遊具別、学年別、運動種目別等様々な切り口でデータを出力することができます。それぞれの目的に応じて、データを表やグラフ化し、事故の発生状況の把握、そして学校の事故防止に活用していただくようお願いいたします。
 
 (統計情報活用事例)学校機能 
 
 <例1> 当該地域の小学校において、事故が多いのはどんな時?
 


 <例2> 当該地域の中学校において、けがの多い部位はどこ?
 
 

<例3> 当該地域の幼稚園において、事故が多い遊具は何?
 
 
 参加者の皆様のアンケートで「学校安全Web」に関してご意見をいただいたところ、「今まで知らなかった。本日はじめて存在を知った」という意見が多くありましたが、当日紹介した内容をみて、「利用できそうな資料がある」「今後、他の先生にも広め、教育活動に利用したい」等の意見もいただきました。

 今後とも「学校安全Web」を知っていただくとともに、先生方のニーズに応じた情報提供に努めていきます。 
 

 

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