けが防止プログラム

けが防止プログラム

災害共済給付データによって得られた情報から、体育的部活動で事故の原因となっている生徒の主体要因、環境要因を調査分析しました。さらに負傷の多い部位についても同様に調査し、けが防止プログラムを作成しました。
安全指導プログラム1  部活動の安全管理について、
安全指導プログラム2  下肢のけが防止の体づくりについて
両プログラムは、センターが委嘱した全国14 校の学校災害防止研究協力校に御協力をいただき、プログラムを実践し、その効果について検証し、最終報告書を作成しました。

安全指導プログラム1

部活動チェック
チェック表は1日1枚ずつ作成します。活動場所により「屋内用」「屋外用」の2 種類あります。チェック表は部活動を行う前にチーム代表者(キャプテンやマネージャー等)が記載し、担当教諭へ提出します。
・チェック項目:温度、湿度、安全確認、活動環境の確認 等

練習前の健康チェック表
各個人ごとに練習参加日にチェックします。部活動参加前に各項目について○か×を記入し、担当教諭へ提出します。生徒が自分自身の健康状態を把握することにより、安全の確保を行います。
チェック項目:よく眠れたか、熱はないか、体に痛みはないか 等

詳しくはこちらをご覧ください。 ⇒ pdf[PDF] 1,001kB

安全指導プログラム2

背景
平成19 年度の災害共済給付データより、体育的部活動における負傷を部位別に分析したところ、負傷のうち下肢の負傷が中学校では41%、高等学校では45%を占め、下肢のスポーツ外傷・障害が最も多いことがわかりました。

考え方
国立スポーツ科学センター(以下、「JISS」という。)における研究より、下肢のスポーツ障害の原因としては、体幹部を中心としたバランス不良が挙げられています。そこで、体幹部の安定化を目的とした防止運動プログラムを作成し、国内のトップアスリートに対して実施したところ、ある程度の成果が得られたという研究結果がありました。
そこで、「体の中心(軸)を安定させる」「体幹部を固定して股関節を使う」という考え方のもと中・高生用にプログラムを作成しました。

プログラム内容
普段「しっかり立っていないか」を知り、「体幹を固定して、股関節を動かすこと」の重要性に気づいてもらいます。そして、けがの防止が競技力の向上につながることを理解してもらいます。
プログラムを行うに当たって、まずは正しい姿勢を覚えることが大切です。それから少しずつ運動強度を上げていきます。

動きの中心(軸)作り

運動種目 スクワット・ランジ等 
目的 股関節の意識と股関節伸展・外転筋の強化
指導上の注意 膝・股関節90°屈曲位、ニュートラルポジションで行えるかチェック
腰椎過前弯、広報重心、股関節内転、足部外転に注意

バランス+筋力

運動種目 片足立ち・片足スクワット・片足スクワットジャンプ等
目的 片足スクワット・片足スクワットジャンプ等の安定性向上
指導上の注意 腹圧、膝が内側、つま先が外側を向かないようにする(Knee-in,toe-out)

詳しくはこちらをご覧ください。 ⇒ pdf[PDF] 4,470KB

 ⇒ pdf[PDF] 4,360KB

 ⇒ pdf[PDF] 3,056KB

⇒ pdf[PDF] 1,446KB

意識調査と効果測定

全国14校の学校災害防止研究協力校において実施している「体育的部活動のけが防止プログラム」の進捗状況及び効果を確認するため、参加している生徒の「けが防止」に関する意識変化の調査をしました。プログラム実施前からプログラム実施期間中にかけて、一定期間を置いて全5回の「運動の安全アンケート」に答えていただき調査を行いました。
また、プログラム実施前・後の災害共済給付による負傷・疾病の災害発生件数を調査し、プログラムの効果を測定しました。

運動の安全アンケート ⇒ pdf[PDF] 341KB
 

 

ページトップへ