奄美の鶏飯 |
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藩政時代、藩の強力な支配、圧政をうけ、島の主産物の黒砂糖はことごとく収奪された。圧政から貧困を余儀 なくされたなかで、島の人々は、南海の荒波を渡り来る、藩の役人を鶏飯でもてなしたと伝えられる。別名殿様料理の名をつけられているように、鶏飯は材料調理に手をかけ、洗練された味をもつ島の代表的料理である。 |
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◆ 材料 |
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精白米 |
95g |
強化米 |
0.45g |
鶏卵 |
50g |
塩 |
0.1g |
植物油 |
1g |
鶏ささ身 |
40g |
塩 |
0.4g |
干ししいたけ |
1g |
しょうゆ
(こいくち) |
2.5g |
砂糖 |
0.4g |
ねぎ |
10g |
山川漬け |
20g |
鶏骨スープ |
120g |
しょうゆ
(こいくち) |
7g |
塩 |
0.4g |
味付けのり |
2g |
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※児童生徒1人分の分量で す。
約476kcal |
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◆ 作り方 |
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1. |
鶏骨としいたけでだしをとり、調味してねぎを入れる。(スープ) |
2. |
鶏卵はいりたまごにする。漬物はみじん切り、ねぎは小口切り、しいたけはせん切りにする。 |
3. |
ささ身は塩ゆでにし、細くさき、しいたけと一緒に調味する。 |
4. |
スープと2.と3.の具は別々に配缶し、ごはんの上に、具をのせて、スープをかけ味付けのりをもん で、ふりかける。 |
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◆ ポイント |
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鶏飯の鶏は、古くから伝わる島鶏を使ったそうです。
島鶏は地鶏ともいわれ、鹿児島に700年前から伝えられた闘鶏の薩摩鶏の一種です。 |
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豚骨のみそ煮 |
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薩摩隼人の味ともいえる豪快な豚骨料理は、薩摩武士達が戦場や狩り場で作りはじめたというもので300年の歴史があると言われる。
骨付きの肉に大ぶりのだいこんなどを、焼酎(しょうちゅう)、黒砂糖、地みそで煮込んだ男らしい料理である。 |
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◆ 材料 |
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豚骨(骨とも) |
70g |
桜島だいこん |
40g |
にんじん |
20g |
こんにゃく |
20g |
ごぼう |
15g |
しょうちゅう |
5g |
白みそ |
9g |
赤みそ |
8g |
黒砂糖(粉) |
6.5g |
しょうが |
1g |
植物油 |
1g |
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※児童生徒1人分の分量で す。
約388kcal |
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◆ 作り方 |
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1. |
豚骨は5cm位に切ったものを使う。 |
2. |
野菜は大きめの乱切りにする。 |
3. |
こんにゃくもひと口大に切り、塩もみしておく。 |
4. |
鍋に油を熱し、豚骨を炒めしょうちゅう(半量)をふり入れる。 |
5. |
4.を鍋からだして余分な油を熱湯で流す。 |
6. |
豚骨、野菜、こんにゃくにひたひたの水と調味料を入れ、じっくり煮込む。 |
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