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保健委員会は各クラスから保健委員を男女1名ずつ選出し、全学年19クラス、38名からなります。普段の活動は、各種健康診断の会場設営や補助、夏季には各教室の冷房管理をしています。 文化祭後は、1、2年生を中心に、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、保護者代表、職員代表、生徒代表からなる学校保健委員会会議への参加と健康教室(全校生徒、教職員、保護者対象)で発表をする予定です。 また以前にもスタンプラリーを実施しており、過去2年間の企画については次のとおりです。
平成28年度:「心がスカッとね!!Let’sストレス解消めぐり」 校内をめぐって保健委員が用意したストレス解消の行動をして、ストレス解消の方法等について学び、 最後に景品を渡しました。 平成29年度:「食と健康の館」 保健室内に食に関する様々な展示コーナーを設け、体脂肪や咬合力の測定体験をしてもらい、 食や健康についての知識を深め、参加者には景品を渡しました。
■ スタンプラリーの企画立案、実施の目的を教えてください。 今年度から本校に着任しました。毎年文化祭には生徒保健委員会で参加していると聞き、今年度の内容について保健主任と相談をしました。 本校生徒について、着任してからの気付きとして、負傷した際に止血をしながら来室する姿や、熱中症の疑いがある友達にすぐに、校内の自動販売機で購入したイオン飲料を渡す姿などを見て、救急処置の基礎知識が身に付いていると感じました。今後は自分だけでなく、周囲の人も助けられるような技術や知識を確実に身につけさせたいと感じ、文化祭で救急処置について企画することにしました。 また、検診補助等の活動で、責任感の強さを感じたので、シフト作成も生徒に任せて、教員はあまり関わらないようにしました。そういった中で、自分のクラスのシフトと被った際は調整に奔走したり、どうしても都合がつかず困ったときは事前に申し出て、ギリギリまで対応する形を取ったり、前日にはシフトの確認に来たりする姿から、一層の責任感がついたと感じました。 掲示物の作成では、センターの教材カードを基本に、何グループかに分かれ作成しましたが、生徒自身がレイアウトや色彩などを工夫していました。作成途中で、「歯が折れたときは牛乳がいいんだ」とか「熱中症、5月からもうやばいね」とか「熱中症、冬もあるんだ」といった感想を口にする生徒もいて、他のグループの掲示物にも関心を示す様子がありました。
■ 実施後の生徒の変化や事故防止の効果等、気付きがあればお願いします。 取組後、あまり時間が経っていないので、実践力が身に付いたかどうかは不明ですが、その後の保健委員の集合の呼び掛けには、以前にも増して集まり方が良くなった気がします。今後もAEDを運動場の端から実際に取りに行って、何分かかるのか検証をするなど、救急処置についての取組を進めたいと思っています。
■ 今後、「ハンドブック」に取り入れてほしい事項があれば教えてください。 ・大出血の際の止血点や止血法 ・食物依存性運動誘発アナフィラキシー
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