学校給食における食中毒防止Q&A

Q3. 教室で嘔吐した場合の食器の取り扱いは

A3. 学校給食衛生管理基準では「嘔吐物のため汚れた食器具の消毒を行うなど衛生的に処理し、調理室に返却するに当たってはその旨を明示し、その食器具を返却す ること。」と記載されています。

処理・消毒方法例

◆常備しておくもの ◆
ビニール袋2~3枚、ビニール手袋2組、マスク、ナイロン製の靴カバー、使い捨ての帽子、エプロン、ペーパータオルまたは新聞紙、回収用の袋2枚、次亜塩 素酸ナトリウム水溶液
 
1

ビニール手袋・マスク等を着用し、換気を行います。

2 ビニール袋に次亜塩素酸ナトリウム水溶液(200ppm)を入れ、その中に該当の食器を漬け置きする。5~10分間放置します。
3 器を取り出し、洗浄します。

嘔吐物が付着した食器の処理・消毒方法

用意する物
次亜塩素酸ナトリウム水溶液(200ppm)に食器を漬け置き、5~10分放置
食器を取り出し、洗浄し調理場にもどす

次亜塩素酸ナトリウム水溶液(1,000 ppm)の作り方

次亜塩素酸ナトリウム水溶液5%のものを使用した場合
500ml 1L 10L
5%次亜塩素酸ナトリウムの量

10mL

20mL 200mL

 

ポイント

■ 嘔吐物が付着した場合・・次亜塩素酸ナトリウム水溶液(1,000ppm)を使用
■ 上記以外・・・・・・・・次亜塩素酸ナトリウム水溶液(塩素濃度 200ppm)を使用
〈教室では〉
  • 教職員は、児童生徒の嘔吐物のため汚れた食器具は調理場に返却する前に次亜塩素酸ナトリウム水溶液(塩素濃度200ppm)に5~10分間浸け置 きし消毒します。
  • 食器具の洗浄に使用した場所や児童生徒が嘔吐後に「うがい」をした場所も十分水洗いした後、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(塩素濃度200ppm) で5分間浸け置きし消毒後、洗剤で洗浄します。
  • 嘔吐物のため汚れた食器具の返却は嘔吐で汚染されたと解るように、他の食器具と区別して調理場に返却します。
  • 嘔吐物は、調理室には返却しません。

〈調理場では〉
  • 嘔吐物のため汚れた食器具は他の食器具と区別して洗浄作業前に次亜塩素酸ナトリウム水溶液(塩素濃度200ppm)に5分間浸け置きし消毒した 後、洗浄します。
  • 材質によっては次亜塩素酸ナトリウム水溶液での塩素消毒に適さないメラミン、アルマイト製の食器等は酸素系漂白剤を使うなど、各食器具に適した方 法で消毒します。

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