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代表者挨拶

2019年5月


センター長 勝田 隆 (博士/スポーツ科学)

 2016年4月より、東京都北区西が丘地区に設置された国立スポーツ科学センター(JISS)と味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)、そして、拡充予定のナショナルトレーニングセンターは、その機能を一体的に捉え、「ハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)」と位置付けられています。 
 ここでは、オリンピック競技とパラリンピック競技を中心として、スポーツ医・科学研究、スポーツ医・科学・情報サポート、そしてトレーニングや実験施設などを、国際競技力強化の推進のために、有機的かつ効果的に活用していただけるように努めています。
 その一例を紹介すると、HPSCでは、各競技団体に対して、日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラリンピック委員会(JPC)、スポーツ庁などと連携し、「協働コンサルテーション」を行い、競技団体との円滑なコミュニケーションを図りながら、収集した情報を、HPCの諸活動や各競技団体の課題解決へと繋げていくよう務めています。この「協働コンサルテーション」活動は、スポーツ庁「鈴木プラン」(2016年10月発表)基づく活動です。
 また、日本スポーツ協会や、地域自治体、大学、あるいは海外のスポーツ関係機関などとの連携やネットワークを構築し、タレント発掘・育成事業や、ハイパフォーマンス研究の推進、国際情報の収集・発信など行なっています。
 さらに、HPSCでは、スポーツ・インテリジェンス、スポーツ技術・開発、そしてアスリート・データベースといったHPSCの基盤機能を強化する取り組みや、クリーンでフェアーなスポーツおよびアスリートを守るための「スポーツ・インテグリティ保護・強化」に関する取り組みも行なっています。
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、そして2020年以降を見据えて、これまでの培ってきたJISSとNTCの機能をさらに一体的に捉え充実させていけるよう関係者の英知を結集していきたいと思います。
 日本のハイパフォーマンススポーツの中核拠点として、スポーツの未来と、スポーツを通した豊かな国際社会の発展に貢献できるよう、関係者一同、真摯に、かつ全力で取り組んでいきたいと思います。
 ご支援、ご協力をよろしくお願いします。
  勝田センター長の顔写真
     

ハイパフォーマンス戦略部長 久木留 毅 (博士/スポーツ医学)

 2016年4月1日より、味の素ナショナルトレーニングセンターと国立スポーツ科学センター(以下、JISS)を含む西が丘地区一帯をスポーツ界の総意において、ハイパフォーマンススポーツセンター(以下、HPSC)と位置付けました。その中で、JISSセンター長及びハイパフォーマンス戦略部長を拝命しました。
 2012年ロンドンオリンピックまでレスリングのナショナルチームのコーチとして強化現場に携わるとともに、スポーツ医・科学の分野では競技現場に直轄した研究(アスリートの減量等)を重ねてきました。さらに、スポーツにおける情報戦略の分野においては、政策形成過程に深く関わった実践を積んできました。
 HPSCには、多くの競技現場におけるスポーツ医・科学支援の経験と競技研究を含む様々なデータが蓄積されています。これらをHPSCオリジナルの“ハイパフォーマンススポーツ・パッケージ”として加工し、平昌2018冬季オリンピック・パラリンピックと東京2020オリンピック・パラリンピックに役立てることが直近の課題です。さらに、中央競技団体だけでなく、地域のスポーツ医・科学センターや大学等へHPSCオリジナルのパッケージを広めていくことも重要な役割です。
 HPSCは、ハイパフォーマンススポーツにおける知の集積基地であり、私が最も大切だと考えているのは、“パフォーマンスファースト”という考え方です。全ての分野のスタッフが、日本代表のアスリートやチームのパフォーマンスを向上させるという観点で支援し競技研究を推進していくことです。
 ハイパフォーマンススポーツにおける課題の解決に向けて、多くの関係者とともに日々のコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。 
  久木留副センター長の顔写真

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