平成30年度東京オリンピック・パラリンピック競技大会等施設整備助成で、カシマサッカースタジアム改修工事を行った茨城県の調査を実施しました。 
             今回改修を行ったカシマサッカースタジアムは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会でサッカー競技の会場として利用が予定されており、男子サッカー・女子サッカーともに予選リーグから決勝トーナメントまでの計11試合が8日間に渡って開催される予定です。普段はJリーグをはじめユース世代の試合や、県内の学生の大会でも利用されるため、茨城県内のサッカー競技における拠点施設の1つとなっています。 
             この度スポーツ振興くじ助成金を活用し、外部鉄骨階段、記者席、観客席、トイレを改修しました。塩害による腐食等で、劣化が著しい箇所が複数箇所あり、落下物や脚部の断裂、一部倒壊などの危険性がありましたが、今回の改修で、競技者や来場者が安全に利用できる施設になりました。また、トイレはオストメイトやベビーキープを設置しバリアフリー化され、利用者にとってより使いやすい仕様になりました。 
             東京オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーとして、大会後は国内のみならず国際的にも当施設の認知が高まり、より多種多様な大会での利用増加が見込まれ、県内だけでなく国内でも主要なスポーツ施設として、プロ・アマチュア問わず様々な大会開催が期待されます。 
             今後の課題としては、海に近い立地のため、塩害による腐食の対策が必須となるため、計画的に財源を確保し維持管理を行っていくことなどが挙げられます。 
             カシマサッカースタジアムが国内のスポーツ活動の拠点となり、これからもスポーツの振興に大きく貢献していくことを期待します。   | 
         
    
 
    
        
            | 助成団体 | 
            茨城県 | 
         
        
            | 事業名 | 
            カシマサッカースタジアム改修工事 | 
         
        
            | 事業細目名 | 
            競技会場改修・改造 | 
         
        
            | 助成金額 | 
            392,049,000円 | 
         
    
 
  
  
    
        
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            | (写真)カシマサッカースタジアムの様子(写真提供:茨城県) | 
         
    
 
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