助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成:福岡県久留米市】
平成30年度地域スポーツ施設整備助成で、スポーツ施設等整備事業を行った福岡県久留米市の調査を実施しました。
久留米市野球場は、全国高等学校野球選手権大会福岡県予選の決勝戦や、社会人野球リーグにも利用される久留米市内唯一の公式野球場です。主に試合向けの野球場として利用されています。しかし、グラウンドの水捌けが悪いことや、スコアボードの調子が悪いなど試合運営に支障をきたすことがあり、スポーツ振興くじ助成金を活用して改修を行いました。
今回、グラウンドの改修を行ったことで、水捌けが改善され、雨が降ってからグラウンドが回復するまでの時間が大幅に短縮されました。利用者からも、「これまでに比べて、格段に良くなった」と好評を得ています。また、スコアボードをLED電光掲示板に改修したことで、試合中に様々なPRが可能となりました。さらに、全国規模の大会の開催も可能となり、全国各地から参加者が訪れ、利用人数も増加しました。
今後の課題として、ファウルボールが稀に場外に飛び出ることがあるため、その対策を講じることが挙げられます。また、指定管理者による定期メンテナンスを行い、長期的な施設の利用を目指しています。
本施設が地域のスポーツ振興の拠点として、末永く利用されることを期待します。
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助成団体 |
福岡県久留米市 |
事業名 |
久留米市野球場維持改修事業 |
事業細目名 |
スポーツ競技施設の大規模改修等 |
助成金額 |
80,000,000円 |
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(写真)久留米市野球場の様子 |
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