助成事業紹介【スポーツ振興くじ助成:NPO法人ヴィエントとよの】
平成29年度総合型地域スポーツクラブ活動助成で、活動基盤強化事業・クラブマネジャー設置事業を行っている『NPO法人ヴィエントとよの』の調査を行いました。
当クラブは、サッカーをメインとして卓球やテニス等、計7種目の教室を実施しています。会員は徐々に増えていますが、既存団体との競合や、総合型地域スポーツクラブに対する地域住民の認知がまだまだ低いため、助成金を活用し、現在はPR活動に力をいれています。PR活動では、広告物を作成するだけではなく、体験会やイベントを実施することで、地域の人々のニーズを把握しようと努めています。
当クラブは、少子高齢化が進行している地域にありながらも、会員の半数以上が小学生で、65歳以上の会員が少ない状況です。今後は、昼間に高齢者の人々がスポーツする機会を提供できるような環境と設備を整え、高齢者向けスポーツ教室を開催することがクラブの課題です。
今回調査を行った女子フットサル教室は、月2回、毎回19時から21時までの2時間行われています。高校生以上の女性向けフットサル教室で、参加人数は紅白戦をするには及びませんが、みなさん仕事終わりや家事の合間をぬって参加されていました。和気あいあいとした雰囲気のなか準備運動をしっかりと行い、パス練習や1対1など激しいプレーもみられました。参加者からは、日頃の運動不足解消や、身体を動かすことで気持ちがリフレッシュされていることがうかがえ、総合型地域スポーツクラブとしてスポーツに触れる機会が提供できている印象を受けました。
今後も、クラブの活動をより多くの地域住民に知ってもらい、地域との連携を深めながら、幅広い年齢層の地域住民にスポーツする機会を提供できることを期待しています。 |
助成団体 |
NPO法人ヴィエントとよの |
事業名 |
①NPO法人ヴィエントとよの活動事業
②NPO法人ヴィエントとよのクラブマネジャー設置事業 |
事業細目名 |
①総合型地域スポーツクラブ活動基盤強化事業
②総合型地域スポーツクラブマネジャー設置事業 |
助成金額 |
①1,728,000円
②1,336,000円 |
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(写真)女子フットサルクラブの様子 |
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