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秩父宮記念スポーツ博物館・図書館/国立登山研修所だより

  秩父宮記念スポーツ博物館・図書館/国立登山研修所だより

博物館で冬の展示会
秩父宮記念スポーツ博物館

全国スポーツ写真コンクール
 

 現在、博物館では企画展示として全国スポーツ写真コンクール(日本スポーツ芸術協会主催)の作品展を公開しております。エントランスを入って直ぐ、芸術的なスポーツ写真が来館者を迎えます。

 本展示の写真は「君の一生けんめいに会いたい」のスローガンのもとに開催された「おいでませ!山口国体」に際しての写真コンクールの作品です。全国のスポーツ写真愛好家達が撮った種々様々な作品群の中から展示スペースの都合により、金賞・銀賞・銅賞の展示となっております。

 肉体の躍動感を捉えた瞬間や、スポーツにひたむきな姿勢、スポーツを通じて生まれる人の輪等、一枚一枚にいろいろ味わいがありますが、どの作品にも「おいでませ!山口国体」のスローガンである「君の一生けんめいに会いたい」と言う趣旨が伺え、写真を通じて元気を貰えるような気持ちになります。

 展示期間は3月31日までを予定しております。

 続いて博物館の展示品についてご紹介します。

稲田悦子さんの
ユニフォーム
 

 冬の名残のまだ去りやらぬ時候、冬季スポーツもまだまだ盛り上がりを見せております。3月末には世界フィギュアスケート選手権がフランスのニースで開催されますね。冬季スポーツの華、かくも美しき氷上のスポーツ、フィギュアスケート。皆さんは日本の女子フィギュアスケートの先駆者として活躍された稲田悦子さんはご存知でしょうか? 博物館では稲田悦子さんがオリンピックの舞台で着用されたユニフォームを展示しております。白い服に赤いカーネーションがチャーミングなユニフォームは、1936年、ドイツで行われたガルミッシュパルテンキルヒェンオリンピックに出場された時に着ていた衣装で、当時、稲田悦子さんは12歳でした。実物のユニフォームを見ると少女の小柄さが窺えますよ。

 世界フィギュアスケート選手権が盛り上がる中で、日本が誇る昔日の氷上のスターに思いを馳せてみるのも一興ではないでしょうか。

 

 

 

 

国際化への対応
国立登山研修所

第2回日本・中国・韓国・国際登山技術交流研修会が、1月14日(土)~20日(金) の日程で、東京及び国立登山研修所で、日本山岳協会が主催、国立登山研修所が後援し開催されました。

 近年は、登山者の国際交流が盛んになり、多くの登山者が隣国を相互に訪れるようになりました。そこで、中国登山協会が登山事故を研究し、山岳救助システムの作成を目的に、第1回国際セミナーを中国で開催しました。中国の山岳は高所、韓国は岩と氷、日本は深雪という特徴を持っており、第2回は、「積雪のリスクと雪崩の回避および雪崩事故の捜索救助技術」をテーマに、日本で有数の豪雪地帯である立山での開催となりました。

 また、国立登山研修所は、平成22年10月27日に大韓民国国立公園管理公団国立公園生態探訪研修院(旧山岳安全教育センター)と事業協力に関する協約書を締結しており、本年度は、10月28日から5日間の日程で大韓民国国立公園管理公団国立公園生態探訪研修院を答礼訪問しました。11月に開催した第2回安全登山普及指導者中央研修会には、大韓民国研修団4名が参加し、日本の高いレベルの技術や理論、安全登山に関する意識を学びました。

 今後とも、登山指導者の養成機関として、国際交流事業や国際的な研修会での施設利用を益々促進させ、世界的な評価を得ながら国際化に対応していきたいと思います。

   
第2回
日本・中国・韓国・国際登山技術交流研修会
講義「雪崩のリスクと回避」
2回
日本・中国・韓国・国際登山技術交流研修会実技
「雪崩発生から捜索・救助・搬送シミュレーション」

 

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