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国立代々木競技場第一体育館、帰宅困難者の一時収容場所に

  国立代々木競技場第一体育館、帰宅困難者の一時収容場所に

第一体育館原宿口
大型映像装置からニュースを映像

 2011年3月11日(金)14時46分頃、マグニチュード9.0を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生したため、第一体育館で開催中であった「PUMA CUP 2011第16回全日本フットサル選手権大会」、第二体育館で設営中であった「JBL2010-2011日立vsアイシン」が中断し、関係者や第一体育館の観客は屋外へ避難しましたが、結局、両行事は開催中止となりました。

 当日は、首都圏のJR、私鉄の運行が止まり、道路も交通規制が敷かれ、ターミナル駅周辺は多くの滞留者で溢れました。

 東京都と渋谷区は、大地震が発生し交通機関が停止した時の混乱を防止するため、渋谷駅周辺の事業者や学校等からなる「渋谷駅周辺帰宅困難者対策協議会」を組織しており、これには渋谷駅にほど近い国立代々木競技場も参加しています。2009年11月18日には、この協議会を主体とし、「平成21年度駅前滞留者対策訓練」が実施され、国立代々木競技場は、帰宅困難者の支援を行う「一時収容場所」としての役割を担当しました。

 実際に地震のあったこの日も、国立代々木競技場は「一時収容場所」として、第一体育館の北スタンドを開放し、帰宅できなくなった方々を21時頃から翌朝6時頃まで、延べ約900人を随時受け入れました。また、安全に帰宅開始ができるまでの滞在場所として、トイレの開放、大型映像装置を利用した災害・交通情報などの提供を行いました。

 私たち職員は、主要駅周辺の大規模施設の一つとして、求められる役割を適切に果たすことの重要性を再認識することに加えて、地震・火災を想定した毎年の避難訓練を生きた知識として蓄えておかなければいけないと強く感じました。

 

 

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