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サッカー日本代表応援拠点 「SAMURAI BLUE PARK」開設にあたって

  サッカー日本代表応援拠点
「SAMURAI BLUE PARK」開設にあたって
財団法人 日本サッカー協会

  「SAMURAI BLUE PARK(サムライブルーパーク)」(東京・国立代々木競技場オリンピックプラザ)は、ワールドカップを戦うSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)をファン/サポーターの皆さんに応援していただけるようにと当協会がアディダスジャパンの協力のもと開設した応援拠点です。

革命の広場  (C)JFA

 2010 FIFA ワールドカップ本大会が開催された南アフリカは、日本からの距離が実に 13500kmも離れた遥か遠い国であり、日本からのフライトは丸一日かかり、治安にも不安があったので、日本のファン・サポーターはなかなか現地に応援に行けないことが予想されました。

 また、SAMURAUI BLUEが勝利をおさめるためには、応援してくれるファン/サポーターが一体となって戦うことが不可欠であり、ファン/サポーターが日本にいながらにしてSAMURAI BLUEと一体感を感じて応援することができる場所を作ろう、というところからこの企画はスタートいたしました。

 「(日本から南アフリカに)想いを届ける」をコンセプトに、特別協賛社のアディダスジャパンの協力のもとに、SAMURAI BLUE がワールドカップ本大会出場を決めた2009年6月から構想を開始し、2010 年5月22日のオープンまで一年弱を準備に費やしました。

 高さ約10mの坂本龍馬像とフットサルコートで構成された「革命の広場」と、ヒストリーゾーン、代表グッズゾーン、情報ゾーン、ステージなどを設置した「サポーターズステーション」、世界の料理が堪能できるケータリングゾーン等で構成いたしました。同時に「サムライブルークロウプロジェクト」の企画(三本足のカラスの折り紙に想いを託して南アフリカに届けるプロジェクト)も実施いたしました。

SAMURAI BLUE CROW プロジェクト  (C)JFA

 

サポーターズステーション  (C)JFA

 苦労という面では、やはり集客の部分でした。若者が集いサッカーショップも多く立ち並ぶ、サッカーということでは非常に良い立地ではあったのですが、告知が少なかったことと、平日は人の行き来が減ってしまうこと、オープン当初はSAMURAI BLUEが決して良い状態ではなかったことなどもあり、いかに振り向かせるかというところに苦労しました。ホームページやツイッターなどでのPRの他、代々木第一体育館フェンスに案内バナーを急遽設置するなど、後半は一定の集客を得ることができました。

 閉館、撤去については、パークは当初から「SAMURAI BLUEが南アフリカで勝ち続けるまで」オープンすることにしておりましたが、敗退が決定した30日の営業をもって閉館することを決定いたしました。

 SAMURAI BLUEの戦いが終わってしまったことは悲しいことでしたが、40日間営業していたこのパークも終わってしまうことに、スタッフ一同心から悲しい気持ちになりました。ただ、そんな感傷に浸る暇もなく、7月1日から一気に撤収を開始、荷物が運び出され、更地になっていくパークを見ながら、ここにケータリングカーがあり、ヒストリーゾーンがあり、ここにテントがあったんだな、などと改めて感傷的になりました。7月5日には全くの更地になり、代々木競技場の皆様に引き渡しを行いましたが、何もなくなった場所を見ながらしばらくその場でスタッフ一同思い出話をしておりました。

 4年に一度のお祭りを日本国内でいかに盛り上げるか、1 年に渡り計画し、実行いたしましたが、ファン/サポーターには楽しんでいただけたかと思っております。ただ、それでも出来たこと出来なかったことが反省すべきことは多々ございました。この教訓をもとに4年後のブラジルワールドカップに活かせればと思っております。

 最後にこの場をお借りして、代々木競技場の皆様には当初から様々なわがままを申し上げましたことをお詫び申し上げると同時に、快くご協力およびご配慮下さったことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 設営に当たっては諸々苦労がありました。特にシンボルである坂本龍馬像は、ベスト4という高い目標を掲げたSAMURAI BLUEの意思を幕末維新の英雄坂本龍馬に重ねて計画したものですが、建築申請にあたって、何度もやり取りをし一時はできないのではという危惧もありながらも無事申請が通り、設営にいたりました。計画立案から、建築申請、建築に入るまでに時間を要し、オープン予定日のぎりぎりになって、全く猶予が無い中でのスタートとなったことに一同冷や汗をかいたことを覚えております。

 

  国立競技場スタジアムツアーを開催します!  

  「SAMURAI BLUE PARK(サムライブルーパーク)」(東京・国立代々木競技場オリンピックプラザ)は、ワールドカップを戦うSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)をファン/サポーターの皆さんに応援していただけるようにと当協会がアディダスジャパンの協力のもと開設した応援拠点です。

■開催日程:
 平成22年9月21(火)・10月19日(火)
 11月16日(火)・12月7日(火)
 ※雨天決行
 ※9・10月は受付終了しました。
 ※11月・12月の日程は、変更になる可能性があります。

■開催時間:
 10:30~11:40(約70分)

■申込受付開始:
 参加希望開催月の2ヵ月前の1日から

■参加者:20名
 予約制・先着順。記念品をご用意しています。

■参加料:
 大人(中学生以上)500円
 小人(小学生)300円
 幼児無料
 ※当日現金でお支払いいただきます

 お申し込みは、国立競技場ホームページ /kokuritu/ から!
 (問合せ先:国立競技場スタジアムツアー事務局 TEL 03-3403-4151)

 

 イベント面では、元日本代表選手やタレントによるトークや、フットサルクリニック、テレビの公開生収録など、多くの方に楽しんでいただけるイベントを開催いたしました。

 オープン初日の5月22日には、SAMURAI BLUEの出陣式を開催し、岡田監督はじめ23名の代表選手全員がこの場所から南アフリカに向けて戦いをスタートしました。日本代表応援ソングを歌って下さったEXILEの皆さんも来場され、非常に盛り上がったイベントとなりました。

 パブリックビューイングも3回開催し(5 月24日韓国戦、6月4日コートジボワール戦、6 月19日オランダ戦)、特にオランダ戦は約1000名のファン/サポーターで満員となりました。

 この日の開催に当たっては当初は屋内テントであるサポーターズステーションの中だけの開催を認められていましたが、カメルーン戦の勝利の影響もあって、再度の交渉の結果、屋外フットサルコートでの開催を認めていただきました。入りきれないファン/サポーターも出て、大盛況となりました。

 多くのメディアの取材や中継などもありました。SAMURAI BLUEが勝ち進むに応じて日々の取材依頼も増えて、来場人数以上にPR効果が高まったかと思います。

 また、開催中は多くのタレント、サッカー関係者をゲストに呼びましたが、控え室の用意が足りず、代々木競技場のミーティーングルームやレストランのルマーカさんをお借りいたしましたが、急なお願いにも関わらず快くお貸しいただき、大変感謝申し上げます。

 

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