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国立競技場 ファンランDAY 2010 ~聖地体感~

 10月17日(日)、国立競技場主催のランニングイベント『ファンランDAY 2010 ~聖地体感~』が、日刊スポーツ新聞社との共催及びマルチスポーツブランド「adidas」等の協力を得て大盛況のうちに終了しました。

参加者集合写真 ファンランDAY2010 ロゴ

イベントの趣旨

 このイベントは昨年に続いて2回目の開催となりますが、このイベントを通して正しい知識やフォームを身に付け、楽しく長くランニングを続けていただこうという趣旨のもと、今年は会場を国立競技場の外まで広げ、初心者から中級者までの方を対象に3つのランニングプログラムを体験していただきました。

豪華ゲスト

 全体進行役には、昨年に引き続きジョン・カビラ氏、ゲストにはサッカー元日本代表・本田泰人さん、タレントのデンジャラスさん、えりえさん等を迎え、開会式での聖火リレーや各プログラムにも参加していただきました。また、各プログラムの合間には、ジョン・カビラ氏とのトークを展開し、会場を盛り上げていただきました。

デンジャラスさんによる聖火点灯
デンジャラスさんによる聖火点灯
DJブースでのトークショー
DJブースでのトークショー

プログラム

  1. 『心拍トレーニングとフォーム作り』
    講師・ 国立スポーツ科学センター(JISS)研究員と国立競技場トレーニングセンター指導員

    国立競技場を飛び出し、神宮外苑コース約1.5㎞をランニング後、心拍数を測り、自分に合ったペースと正しいランニングフォームをチェックします。

  2. 『美脚を作る! コアトレーニング&ストレッチ』
    講師・ 吉田輝幸氏(「EXILE」のパーソナルトレーナー)

    体育館では、女性にとって気になる美脚作りや、パフォーマンス向上が期待できるヨガを取り入れたストレッチなどを紹介し、トレーニングは大好評でした。

    吉田氏の指導に真剣に聞き入る参加者
    吉田氏の指導に真剣に聞き入る参加者
  3. 『ラダートレーニング&スピードラン』
    講師・ 「adidas」ランニング契約アドバイザー「ハリアーズ」

    トラック走路では、2 組に分かれて股関節周りの回旋などを行うラダートレーニングと、スピードアップを図るスピードラン(インターバルトレーニング)を実施しました。特にスピードランでは、息をあげて座り込む方も見られるなどハードな面もありましたが、それでも皆さん真剣に取り組んでいました。

 プログラム終了後のフリーランでは、昨年同様、参加者からのリクエスト曲の中からランニングに合う音楽を中心に、ゲストや講師とのトークを織り交ぜ、ジョン・カビラ氏のMCにより、ラジオの生番組を聞きながら楽しくランニングできるような雰囲気作りをしました。

特別プログラム

ゲストと共にフリーランを楽しむ
(中央に本田泰人さん)
ゲストと共にフリーランを楽しむ(中央に本田泰人さん)

 全体イベント終了後、参加者の中から抽選で選ばれた100名を対象に「フォーム指導」が行われました。

 JISS研究員の協力のもと、参加者のフォームを2方向から撮影した映像を見ながら、国立競技場トレーニングセンターの講師が分かりやすく指導を行いました。

 背筋の状態や左右の肩の位置、腕の振りなど、自分では確認できないフォームを映像を見ながら指導を受けることが出来、「新鮮」「今後に役立つ」と好評でした。

 今年で2回目を迎えたファンランDAY は、昨年バージョンに少しずつ変化を加えた形でのプログラムとなりました。どのような内容が参加者から望まれているのか、国立競技場として何が出来るのか、思考錯誤しながら、より良いイベントを作り上げていきたいと考えております。そして、参加していただいた方々の、強く、美しく、健康的なランニングライフの実践に少しでも役立っていければと思っています。

映像を見ながらフォームをチェック
映像を見ながらフォームをチェック

 

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