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アスリートパスウェイの戦略的支援

 「アスリートパスウェイの戦略的支援」事業は、我が国の国際競技力強化のため、将来オリンピック・パラリンピック競技大会で活躍するアスリートの発掘・育成の手法・仕組みを開発し、将来性の豊かな地域のタレント・アスリートからメダル獲得の潜在力を有するメダルポテンシャルアスリートまでの強固で持続可能なアスリート育成パスウェイの構築を目指しています。

全国ネットワーク型タレント発掘・検証プログラム

日本スポーツ振興センターは、全国規模のタレント発掘・検証プログラム「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(通称:J-STARプロジェクト)」を実施しています。
スポーツ庁、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本パラスポーツ協会/日本パラリンピック委員会、公益財団法人日本スポーツ協会および中央競技団体と連携した、オリンピック・パラリンピックを目指すタレントの発掘・検証プラグラムです。

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J-STAR募集ポスター

地域パスウェイ高品質化プログラム

ワールドクラス・パスウェイ・ネットワークの推進

日本スポーツ振興センターは、都道府県や市町村などで実施されている、地域タレント発掘・育成事業に携わる関係団体等と連携し、日本全体として国際舞台で活躍するアスリートを発掘・育成するシステムを構築することを目的としてワールドクラス・パスウェイ・ネットワーク(WPN)を運営しています。
WPNには全国45地域が参画し(2022年8月現在)、国内及び海外のタレント発掘・育成に関わる情報の共有や、中央競技団体と連携し、それぞれの地域が有する施設の活用や人材の育成・ネットワークの構築等を推進することで、効果的・効率的な発掘・育成を目指しています。

ワールドクラス・パスウェイ・ネットワーク 詳細はこちら

競技別コンソーシアムによる地域パスウェイの高品質化

各地域のタレント発掘から、中央競技団体の育成プログラムへと繋がる道筋(パスウェイ)の構築を目指し、中央競技団体と地域タレント発掘・育成事業および都道府県競技団体からなる競技別コンソーシアムを形成しています。
委託を受けた中央競技団体は、連携した地域において、各競技に適性がありそうなタレントの発掘・育成を通じてトレーニング環境の整備、地域指導者育成、関係者間のネットワーク構築等を進め、その地域での育成環境を整備しています。

【実施競技(令和4年度)】
スポーツクライミング・スピード種目(千葉県、岡山県、福岡県)
バイアスロン(岩手県)
ライフル射撃(岐阜県、福岡県、佐賀県、長崎県)

パスウェイ科学支援

「アスリートパスウェイの戦略的支援」を科学的な根拠に基づいて実施するために、専用システム(アスリートパスウェイシステム)の構築により、パスウェイに関係するアスリートのデータ蓄積と還元をしていきます。
また、科学的な根拠に基づいた普及・発掘・育成・強化を推進するため、日本の競技スポーツの基盤を踏まえた「日本版FTEM」を開発しました。競技に関わる関係者が競技や組織の垣根を越えてコミュニケーションをとり、より良い環境が整備されることを期待し、日本版FTEMを活用した競技毎のアスリート育成パスウェイモデルの構築・導入を支援する研修会を提供しています。

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