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JISS in Action

2007年12月21日

ボートの世界選手権におけるサポート

 

居石 真理絵(スポーツ科学研究部)



 2007年8月26日から9月2日、ボートの世界選手権がドイ ツ、ミュンヘンで開催されました。この大会にはオリンピックの出場権がかかっており、各国ともに万全の準備で臨んで来ます。日本チームは、まずギリシャで 事前合宿を行い、ドイツでの世界選手権に臨んだのですが、その事前合宿とレース期間中、JISSとしてサポートを行って来ました。

ビデオ撮影風景
 
ビデオ撮影風景
 
   

 サポートの主な内容の一つが、トレーニング中の映像撮影と分析でした。ボート競技においてテクニックはとても重要です。そのため、選手は毎回のトレーニ ング後、自分たちの漕ぎをビデオでチェックします。その際、より細かい部分まで見ることができるようにハイスピードカメラも利用しました。また、クルー ボートでは、2人または4人の動きや漕ぎのタイミングを合わせることがスピードに大きく影響します。その確認のために、映像の分析ソフトを利用して、同じ クルーの2人の映像を重ねて見るということもしました。クルー内での動きのずれを確認することができ、またそれを選手にも分りやすく示すことができ、とて も有効でした。大会期間中は、日本のクルーだけでなく、海外のクルーの映像も数多く撮影することができました。これらの映像は今後の貴重な資料になると考 えられます。

   
 
JISSの栄養スタッフの案に基づいてドイツのレストランに作ってもらった食事
 
JISSの栄養スタッフの案に基づいてドイツのレストランに作ってもらった食事
   
 その他に、栄養に関するサポートも行いました。ドイツでの大会期間中、ホテルの近くのレストランに選手用の食事を出してもらい、そこで選手は毎日の夕食 を食べました。今回の選手は全員軽量級ということで、レース前には減量という問題が発生します。そのため食事内容は非常に重要です。そこで、JISSの栄 養スタッフがメニュー案や注意事項などの資料を作成し、それに基づいてレストランに選手用の食事を作ってもらいました。現地でもいくつか要望を出しました が、概ね良い内容で選手のコンディショニングもうまく進んだと感じています。選手、コーチからも良かったという感想が得られました。
 今回の大会で日本チームは男子軽量級ダブルスカルのオリンピック出場権を獲得しました。他の種目においては今後の大会で出場権獲得を目指すことになりま す。ボート競技のオリンピックでの活躍、メダルの獲得を期待しています。そのために今後もさらなるサポート活動を行っていこうと思います。

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