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JISS in Action

2007年2月15日

DiTSの新しい試み ―体育系大学生、大学院生を対象としたDiTS映像編集講習会を開催―

 

小笠原 一生(スポーツ情報研究部)

 情報サービス事業の一つ、ITプロモーション事業の大きな柱に、DiTS講習会 (Digital Imaging Technology for Sports) があります。DiTS講習会は、各競技団体のテクニカルスタッフを対象に、スポーツに有用な映像編集やゲーム分析、パフォーマンス分析のスキルやノウハウ を講習するもので、これまで、延べ90名のテクニカルスタッフがDiTS講習会を経験しました。今や、DiTS講習で得た知識やテクニックをもとにして実 際の競技現場で活躍するテクニカルスタッフは少なくありません。

 今回、JISSスポーツ情報研究部では新たな試みとして、競技スポーツにふれたり、支援したりする機会が多い、体育系大学の大学生、大学院生に対して、 「学生を対象としたDiTS講習会」を開催しました。その目的は、普段からIT機器やソフトウェアの操作に慣れ親しんでいる学生に、JISSが得たノウハ ウを提供することで、トップスポーツの現場で即戦力となる若い人材を育成することにあります。また、2008年の北京五輪にむけ、テクニカルスタッフの増 員とスキルアップが求められる昨今、各競技団体では、若く行動力のある人材の不足が大きな課題となっています。そういった現状を打開すべく、現場で中心に なって活躍できる若い人材を発掘するという狙いもあります。

 さらに、「学生を対象としたDiTS講習会」を継続的に開催することで、将来スポーツ科学の分野で活躍したいと願う学生に対して、現場を経験する機会や、就職の門戸を与えるきっかけにもなりうることが期待されます。

 参加した学生からは、「日本のトップレベルのスポーツ現場で活躍することは、競技を経験したことのある人であれば、必ず一度は夢見るもの。今回の講習は 初歩的なものでしたが、今後もスキルアップを目指して今後も受講していきたいです。」とのコメントをいただきました。

 スポーツ情報研究部の白井研究員は「“学生を対象としたDiTS講習会”が持つ効果は非常に大きいと予想しています。従来どおりの競技団体を対象とした DiTS講習とともに、今後も継続して開催していきたいです。トップレベルの競技者を発掘することと同様、競技を影で支える有能なテクニカルスタッフの発 掘は極めて重要です。今回の試みが、その雛形となればと考えています」と、今回の講習会の意義を強調しました。

 今回DiTS講習会を経験した若い力が、トップスポーツの各所で持てるスキルを十分に発揮し、日本を牽引する将来のリーダーに育つことを切に願います。

 
DiTS講習会の様子
 
 
   

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