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JISS in Action

2007年1月26日

第4回JISSスポーツ科学会議開催

 

「―挑戦への新しいカタチ―世界で勝つためのスポーツ科学」とい うテーマのもと、2007年1月13日(日)、第4回JISSスポーツ科学会議が開催されました(国立スポーツ科学センター研修室、陸上実験場)。会場に は130人以上の指導者・研究者が集い、シンポジウム、ポスターセッション、さらに中国・ドイツからの演者を招いての特別講演という3つのセクションに分 かれ、活発な意見交換が行われました。

Pfutzner氏(IAT所長)による「パフォーマンスとトレーニングのステアリング」に関する講演
 
Pfutzner氏(IAT所長)による「パフォーマンスとトレーニングのステアリング」に関する講演
 
   
JISSスポーツ科学会議の様子
 
 
 
   

特に興味深かったのは、Arndt Pfutzner氏(ドイツ国立応用トレーニング学研究所(以下IAT)所長)の「パフォーマンスとトレーニングのステアリング」に関する特別企画講演です。


ここでは、世界で活躍する選手を育てるためにIATで行われている「トレーニングステアリング」について、事例を挙げて具体的な解説が行われました。 IATではコーチと医・科学の研究者が連携してトレーニングステアリングを実践しており、ドイツにおいては特に持久系および個人スポーツ選手に対するサ ポートが充実しているそうです。



その中で、JISSと同様にIATでも試合の分析はかなり活発に行われていますが、科学者がトレーニングに入り込んでトレーニング分析やアドバイスするこ とは、現実的には非常に難しいと感じているそうです。Pfutzner氏は、しかし、世界で成果をあげるためには、現場と科学者が一体となってトレーニン グ分析やトレーニング決定(トレーニング量や負荷の構成)をやっていくことが必要だと強調しました。



世界で勝つための選手をサポートするために、新設されるトレーニングセンターとうまく関わりながら、研究者が選手、コーチとより密接な関係を築いていくこ とが、今後のJISSの大きな課題のひとつになるではないでしょうか。世界のスポーツ科学の現在を知り、そして未来への橋渡しとなる会議であったと思いま す。

第4回JISSスポーツ科学会議 | 概要 | プログラム |

 

報告:原 樹子(スポーツ科学研究部)

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