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JISS in Action

2006年1月26日

国際レスリング連盟(FILA)主催
「Coaching Clinic for Women - Tokyo」が行われる

 


1月6日~9日にJISSにおいて、国際レスリング連盟主催の『Coaching Clinic for Women』が開催されました。これまでは男子を対象としたコーチングクリニックが行われてきましたが、今年から女子を対象に行われる運びとなり、その第1回目のホストを(財)日本レスリング協会が務めることになりました。クリニックには、16カ国のコーチとトレーナー、日本のトップ選手25名を含む約60名の選手が参加しました。

 
マリオ・サレトニック副会長の講義
 
マリオ・サレトニック副会長の講義
   

クリニックの開催に先立ち、FILA副会長のマリオ・サレトニック氏から挨拶がありました。その挨拶では、「世界のレスリングの発展のためには、各国のコーチやトレーナーが、協会を交えて積極的に情報交換することが重要である」こと、また「女子レスリングは男子と違って、柔軟性やスピード、メンタル面、宗教上のタブーなどの特徴や課題があることから、研究を進めていく必要があること」が述べられました。その後クリニックは、(財)日本レスリング協会の会長であり、FILAの副会長でもある福田富昭氏による「女子レスリング選手トレーニングに見られる特徴」のプレゼンテーションへと続きました。

中国の選手とトレーニングを行う吉田選手 (右後ろは栄女子ヘッドコーチ)
 
中国の選手とトレーニングを行う吉田選手
(右後ろは栄女子ヘッドコーチ)
 
   

クリニックは、FILAのインストラクターや世界のトップコーチによる20セッションの講習や実技指導などでプログラムされていました。参加者は、普段は聞けないような講義や女子のトップ選手を抱える日本のコーチからの情報提供でもあったことから、クリニックに真剣に取り組んでいました。

また、クリニックの開催に合わせて1月6日~15日まで、世界合宿も企画されていたのも注目すべきところです。世界のトップレベルの選手が揃った世界合宿では、栄和人女子ヘッドコーチをはじめ、日本コーチ陣の指導のもとにハードなトレーニングや練習試合が行われました。海外の選手の中には、ハードなトレーニングについていけない場面もみられました。

今回のようなIFのイベントの招致は、日本にIFや世界トップクラスの選手の情報を集めることができるばかりではなく、国際的に日本がリーダーシップを取っていくことにも繋がっていく重要な活動の一つでもあります。レスリングのこのような取り組みは、短期的な強化はもちろんのこと、長期的な強化を視野に入れた活動ということができるでしょう。[取材日:1月6日]

※IF(国際競技連盟)

合宿の模様
 
合宿は11日間行われた
 


関連リンク
FILA
日本レスリング協会:世界合宿紹介ページ


  報告:齋藤 実(スポーツ情報研究部)
 

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