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JISS in Action

2005年11月8日

ユニバーシアード・イズミル大会における日本選手団のメディカル支援

 

桑井太陽(スポーツ医学研究部)


 8月11日から21日まで、イズミル(トルコ)で開催された第23回ユニバーシアード競技大会にJOC本部メディカル(医療担当)スタッフとして、JISSから、ドクター2名(小松、瀬尾)、トレーナー1名(桑井)が帯同しました。

 現地での活動は大きく二つに分けることができます。一つは本部メディカルルームにおける活動です。

 
ハーフマラソンゴール会場にて
 
ハーフマラソンゴール会場にて
   

 メディカルルームはオリンピックなどの総合型国際大会と同様に選 手村に設置されます。ここは日本人選手が診療やコンディショニングのために自由に利用することができます。コンディショニングと一言で言ってもその内容は 多岐にわたりますが、具体的には選手へのマッサージやテーピング、物理療法などを行うことが中心となります。

 もう一つは各競技会場における活動です。ドクターとトレーナーが 各競技の試合会場に赴き、ドーピングコントロールの立会いや、医療処置(ドクター)、テーピングやケア等のコンディショニング(トレーナー)に関わるサ ポートを行います。ドクターやトレーナーのメディカルスタッフがチームスタッフとして帯同している競技種目と、メディカルスタッフが帯同していない競技種 目があります。そのバランスを保つのもJOC本部メディカルの役割の一つといえます。

 とはいえ、すべての競技を網羅することが難しく、試合会場に帯同できない場合は、選手自身にテーピングの巻き方を覚えてもらう指導も行いました。

 その他に、各競技団体のトレーナーとの連携を保つ為、トレーナー活動日報を本部メディカルに提出してもらいました。これは酷暑のトルコでの選手コンディション維持の為に、各競技が行っている方法を共有するのに役立ちました。

 JOC本部スタッフとしてJISSスタッフが帯同派遣される事には以下のようなメリットがあります。

(1) JISSの派遣前メディカルチェックを担当している為、渡航前に選手を把握できる。
(2) 大会中問題のあった選手を再度JISSクリニックでチェックでき、同じスタッフが対応できる。
(3) JOC所有メディカル器材の保管管理はJISSで行っている為、渡航準備が行いやすい。

 
女子レスリング代表
 
女子レスリング代表
   

  今回のユニバでの日本のメダル獲得数は金メダル18、銀メダル18、銅メダル20、合計56個のメダルで、このメダル獲得数は、国外開催の大会では過去最多となりました。

 この活躍はきっと北京オリンピックにつながるもの・・・と期待させてくれるものでした。

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