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JISS in Action

2004年12月16日

アテネオリンピックにおける日本選手団に対する情報支援活動について

 

白井 克佳(スポーツ情報研究部)



 オリンピック競技会の選手村が情報過疎の状態に あることは意外と知られていません。例えば、日本にいればテレビや新聞からその日にあった競技の結果をほぼリアルタイムで入手することができます。しか し、選手村の中は当然のことながらテレビで日本の放送を流しているわけではないし、新聞も一日遅れです。知りたいことを知りたいタイミングで知ることがで きる日本国内が如何に恵まれているか、痛切に感じます。

  写真1	選手村に設置したインタネット接続環境
   
 
写真1 選手村に設置したインタネット接続環境
   
  写真2	試合映像を録画するサービスも提供
   
 
写真2 試合映像を録画するサービスも提供

 そこで、今回のアテネオリンピックでは日本選手団が選手村内に サービスセンターを設置し、選手に対しさまざまな情報提供を行いました。私はサポートスタッフの一員としてその活動に従事してきました。ここでは情報をそ の性質で一般情報と競技情報の二つに分け活動内容を簡単に説明します。

 まず、一般情報ですが、これは私たちが国内で生活していて自然に 入ってくる情報です。例えば、新聞に載っているような情報やテレビをつければ自然に入ってくる情報のことを指します。オリンピックという非日常の生活環境 の中で選手が少しでもストレスを感じずに競技に打ち込めるようにこのようなサービスを行いました。具体的には国内から送られてくる新聞や、日本選手団の競 技結果をまとめた簡単なニュースレターを提供しました。その他、インターネットを介して、国内で放送されたテレビ映像を編集したものを入手し、それをセン ターで放映しました。また、選手やコーチが各個人のPCをセンターに持ち込み、インターネットに接続できる環境を整備しました。

 続いて競技情報です。これは競技をする上で必要になる情報です。具体的には対戦相手や自分のチームの試合映像をビデオに録画するサービスを行いました。このために現地にはJISSから10台以上のビデオデッキを持ち込み、これに対応しました。

 2年後のトリノ、4年後の北京でも同様の活動を通し、選手のサポートを続けていく計画です。

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