ホーム > 知る・学ぶ > コラム > サポートのたね

サポートのたね競技スポーツの支援に役立つ研究のエッセンス

「サポートのたね」では、JISSで行っている研究の報告をわかりやすくコラムとして紹介します。
ここで蒔いた「たね」が、いつの日かスポーツの世界で花開くことを願っています。

名前: サポートの たね 作成日: 2012/12/13 17:36
サポートのたねの概要説明です。

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2019/05/28 9:44

石橋彩、山辺芳、谷中拓哉、北村隆、河野孝典、石毛勇介、髙橋英幸

 ノルディック複合(コンバインド)競技は、スキージャンプ(ジャンプ)と起伏のある 5 ~15 km にコースをポールとスキー板で滑走するクロスカントリースキー(クロカン)の 2 種目の結果で勝敗が決まります。コンバインドの試合では、前半にジャンプを、その後 1~ 3 時間の間隔を空けて後半にクロカンを実施します。また、主要国際大会は 2~3 日間連続で試合が行われることが多く、連日の試合で高いパフォーマンスを発揮するためには、前日の試合で生じた疲労を速やかに回復させることが必要不可欠となります。
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2019/05/17 11:24

吉野昌恵、袴田智子、元永恵子、石毛勇介

パラリンピックアルペンスキーは、立位、座位、視覚障害の3つのカテゴリーで競技が行われます。競技種目は、滑降、スーパー大回転、大回転、回転、スーパー複合の5種目です。パラリンピックアルペンスキー選手は、健常者のアルペンスキー選手と同じように、12月から翌年の3月までワールドカップを転戦するため、シーズン中の多くを海外で過ごします。5種目すべてに出場すること、また、飛行機や車での長時間移動が多いことから、シーズン中のスケジュールはとても過密です。そのため、シーズン中を良いコンディションで過ごすことが競技成績に直結します。
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2019/04/22 11:55

スポーツ研究部研究員 横澤 俊治

私たちは、様々な競技を専門にしている男性アスリート11名に立ち幅跳びを実施してもらい、その踏切動作中に発揮したパワーと筋力測定器による関節伸展パワーとの関係に着目して、跳躍距離の制限要因を検討しました。
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2019/04/18 9:22

城所 収二、稲葉 優希、吉田 和人、山田 耕司、尾崎 宏樹

卓球競技において、選手はお互いに得点を重ねるためにボールのスピード・コース・回転などを駆使して、相手が打ち返し難いボールを次々と繰り出します。そのため、選手は常に時間に余裕のない中でのプレーを余儀なくされ、打ち返されたボール毎に、打点位置に向けた迅速な身体移動と、ラケットを短時間で一気に加速させるスイング動作が必要になります。
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2019/04/15 13:42

城所 収二、稲葉 優希、吉田 和人、山田 耕司、尾崎 宏樹
卓球競技では、相手に、ボールの飛翔軌道を予測する時間や、予測したインパクト地点までへの身体移動、スイングに費やす時間的な猶予を与えないための戦略的工夫が必要となります。
そのための方略として、ボールの速度を高めることが第1に考えられます。
ラケット速度が一定の条件でボール速度を最大化するには、ボールに対してラケット面を正面衝突させることで得られますが、卓球の場合には、打球がネットを越えて相手テーブルの枠内でバウンドしなければならないことから、ボールに曲線的な軌道を描くよう回転も与えなければなりません。 詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2017/03/27 19:03

スポーツ科学部研究員 山辺 芳

「流体」というと何か難しいもののように感じますが、スポーツに関して流体といえば「水」と「空気」を意味します。これらの流体とスポーツとの関係を具体的にあげると、例えば競泳では、選手は水をかいたり蹴ったりして推進力を得るとともに、進行速度と姿勢や体型に応じた抵抗を水から受けています。また水に潜った身体の部分の大きさに比例して浮力も受けています。一方で1/100秒程度の滑走時間の差で勝敗が左右されるアルペンスキー競技では、ターンそのものの技術もさることながら、選手が空気から受ける空気抵抗をできる限り小さくする事で滑走速度を最大限に高めることが重要です。これらの流体から物体が受ける流体力(F)は一般的に以下の式で表されます。
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2017/03/08 17:47

スポーツ科学部研究員 松林 武生

リオデジャネイロ五輪の陸上競技、男子4×100mリレーにおいて、日本チームは見事に銀メダルを獲得しました。決勝に進出した8ヶ国のうち、100m 9秒台の記録を有する走者がいなかったのは日本とブラジルのみ。他の6ヶ国のなかでもジャマイカやアメリカは、4人の走者全員が9秒台の記録を有するチームでした。日本チームの4選手も、これまでで最も走力の高いメンバーであったことは確かですが、それでも9秒台の記録を有する選手は誰もいません。このように選手個人の走力においては不利な状況の中で、日本チームはなぜ銀メダルを獲得できたのでしょうか。

詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2016/11/04 17:49

スポーツ科学部契約研究員 松田 有司

競泳日本チームは、リオデジャネイロオリンピックにおいて金メダル2個を含む合計7つのメダルを獲得し、大いに活躍しました。競泳選手が泳いでいる姿をテレビで応援し、一喜一憂した方も多いことでしょう。皆さんがテレビで見たレース映像には、実は様々な科学的な情報、「測る」量が含まれています。JISSでは開所当初からレースをビデオカメラで撮影し、そのレース映像から競泳のレースを測ることを試み、測った結果を選手にフィードバックすることや、測った結果から競技力の向上に役立つ技術を探ってきました。 競泳は他の選手よりも100分の1秒でも早く、ゴールに到着した選手が勝利を手にします。レースでは、選手はスタート台から飛び込み、その後浮き上がって泳ぎだします。プールの端で折り返すためにターン動作を行わなくてはなりません。競泳は、速く泳げる選手が必ずしも最初にゴールするわけではなく、スタート、ターン、泳ぎの総タイムが短い選手がレースを制するのです。レースでは公式タイムが発表されますが、例えば100mを例に挙げると、折り返し地点の50mのタイムと、ゴールの100mタイムしか発表されません。この公式タイムだけでは、選手がスタートやターン区間に何秒要したのか?どんな泳ぎをしたのか?以前の自分と比べてタイムが短縮した要因は何か?といった疑問に対して正確な答えを得ることができません。これらの疑問に答えるためには、レースの情報を独自に取得して詳細な分析をすることが必要です。それがレース分析です。
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2016/09/29 15:47

スポーツ科学部先任研究員 窪 康之

JISSが開所してから15年が経ちました。はじめのうちは、JISSに何ができるのかアスリートやコーチの皆さんに上手く伝えることができず、ほんの数種目にしかサポートを受け入れていただくことはできませんでした。しかし、今では40種目以上の競技のアスリートが毎日のようにJISSのサポートを利用してくださっています。幸いなことに、多くの競技現場からJISSの科学的サポートが役に立っていると評価をいただいていますが、選手の皆さんがどんなに努力してもなかなかメダルに手が届かないように、サポートも常に成功するわけではありません。成功と失敗を繰り返す中で、どうすれば科学的サポートが役に立つのか、私たちは考え続けてきました。今夏のリオデジャネイロ大会が終わり、2018年の平昌、そして2020年の東京と、アスリートに対する期待が高まる中で、JISSには何ができるのか、アスリートを科学的にサポートするとはどういうことか、私たちは今一度考えなくてはなりません。
科学的…というと、何かとても正しい、誰も知らなかった真実が見つかるような、そしてそれに従えば飛躍的にアスリートの能力が向上するような印象を持たれる方が多いでしょう。しかし、科学的とは、
詳細...

投稿者: サポートの たね 投稿日: 2014/09/19 8:54

長距離陸上選手や水泳選手が、標高の高い場所で合宿を行っているのはご存知でしょうか?近年、全身持久力を必要とするアスリートにとって、高地トレーニングは広く行われる一般的なものになっています。高地へ赴くだけでなく、同様の効果を期待して、平地に人工的に低酸素環境を作り、疑似高地環境のもと行うトレーニングや合宿も広まりつつあります。
今回のコラムでは、高地、つまり低酸素環境が及ぼす睡眠への影響について紹介します。睡眠はトレーニングで疲労した身体を回復させる重要な要素の一つです。これまでの睡眠と高地トレーニングに関する研究では、2006年の「高地トレーニングがよく行われる程度の標高では睡眠の質は平地と同等である」という研究論文しかありませんでした。しかし、実際に高地トレーニングを行うアスリートの中には、頭痛や「よく眠れない」、「朝、疲れが残っている気がする」などの症状を訴える方々がいることが分かりました。そこでJISSでは、低酸素環境下でのアスリートの睡眠の質について調べてみました。
詳細...

1 2 >>

ページトップへ