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アスリート・キャリア支援セッション実施報告(ハイパフォーマンス・スポーツ・カンファレンス2018)

JSCは、「2028年、あなたは何をしていますか?~デュアルキャリアのすすめ~」と題して、ハイパフォーマンス・スポーツカンファレンス2018にて、2018年10月23日にアスリートのキャリア支援を目的とした情報提供を行いました。今回、JSCはデュアルキャリア支援ツールである「デュアルキャリアノート」を製作・配布し、デュアルキャリア促進を後押ししました。なお、本セッションは、スポーツ庁の委託事業である「スポーツキャリアサポート推進戦略」の一環として、主に大学生アスリートを対象に、デュアルキャリアの考え方を普及啓蒙するために開催したものです。

アスリートキャリア支援セッション スケジュール

時間帯 内容
15:50-15:55 来賓挨拶 (スポーツ庁 川合現 参事官(民間スポーツ担当))
15:55-16:00 趣旨説明 (JSCハイパフォーマンス戦略部開発課 主任専門職 河合純一)
16:00-16:40 パネルディスカッション①:学生時代に考えるデュアルキャリア
16:40-16:50 休憩
16:50-17:30 パネルディスカッション②:大学だからこそできるデュアルキャリア支援
17:30-17:40 まとめ (ブリュッセル自由大学 ポール・ワイルマン教授)

本「アスリートキャリア支援セッション」では、上記スケジュールの通り、2つのパネルディスカッションを実施しました。1つ目のパネルディスカッションは「学生時代に考えるデュアルキャリア」と題して、永井崇匡氏(学習院大学理学部4年生)、山口美咲氏(株式会社星野リゾート 星のや東京サービスチーム)のお二人にご登壇いただきました。「自分の強みを知ることで、自分の弱みも知ることができる(永井氏)」、「スポーツ分野以外の多くのヒトから、様々な興味・関心を意識的に持つようにしていた(山口氏)」など、これからキャリア形成を考える大学アスリート向けに有益なアドバイスをいただきました。

続いて、2つ目のパネルディスカッションのテーマは「大学だからこそできるデュアルキャリア支援」。宇城元氏(順天堂大学 スポーツ健康科学部 会計課)、森田卓氏(大阪体育大学 スポーツ局 アスレティックディレクター)のお二人と一緒に議論を展開しました。「学生アスリートは、コミュニケーション力や協調性といったヒューマンスキルを、スポーツを通して培った「強み」として有している(宇城氏)」、「デュアルキャリアを進めていくには、監督・コーチなど指導者の理解も促していく必要がある(森田氏)」といった、学生アスリートをサポートする立場のパネラーから貴重なご意見を頂戴しました。

最後に、スポーツ心理学を専門とするポール・ワイルマン氏(ブリュッセル自由大学教授)から、欧州におけるアスリートキャリア支援の最新動向をご紹介いただきました。「学生アスリートがデュアルキャリアの考え方を取り入れ実践することは、スポーツ成績に悪影響を及ぼすことはないという研究結果が出ている」といった示唆に富んだご説明をいただき、参加者からも高い関心が示されました。

今後とも、JSCはアスリートキャリア支援に関する情報を発信して参ります。本事業に対する皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。


パネルディスカッションの様子

2018年11月6日(火)

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