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Athlete Career Talks Japan 2016開催報告

1月9日(土)東京大学の伊藤謝恩ホールにてアスリートキャリアトークジャパン2016(ACT2016)を開催しました。
本フォーラムは、総勢約260名が参加し、アスリートキャリア形成に関する共通の理解を深めることを目的に開催されました。

※イベントのハイライト動画はページ下部よりご覧ください。

〜リーダーシップ&創造性〜

午後開催のACT2016に先立ち、午前中にはアスリート30名を対象にパフォーマンスライフスタイルセミナーを開催いたしました。講師のポール・ワイルマン博士は、パフォーマンス向上のためには、「いつも自身の置かれている状況を考え、指導者や周りの支えてくれる人たちと話をし、質問することの大切さ」や、「創造性豊かになることとリーダーシップをとることの重要性」についてセミナーを通じて伝えました。

〜アスリートの努力と支援体制の整備〜

ACT2016の第一部ではオープニング・アクトに登場したトランポリンの棟朝選手が自身のキャリア形成に関する率直な不安を語り、一方で陸上競技パラリンピアンの佐藤真海選手はこれまでのキャリア形成に事例を交えながら、アスリートのキャリア形成には本人の努力と周囲の関係者・関係機関の支援体制の双方が必要であることを会場の参加者に共有しました。

第一部のメインセッションのキーノートでは、ポール・ワイルマン博士が欧州の事例を交えながらデュアルキャリアの取り組みの必要性や、アスリートがその能力をスポーツ以外にも還元できることの社会的重要性について語りました。質疑応答では会場からは大学関係者を中心に多くの質問が寄せられました。

〜これからの社会の変化とアスリートの能力〜

第二部のメインセッションでは、品川女子学院校長の漆氏は「アスリートの逆境対処能力など、社会でも活かせるコンピテンシーを有する」アスリートの能力を企業側の人間にも知ってほしいと述べ、アスリート側の立場で参加いただいた室伏選手は「アスリートが国際的な場に立つと、自身の研究や文化活動なども話題になる。競技オンリーだけでない、文化人としても呼ばれるアスリートを今後も輩出していきたい」と自身の経験を次世代のアスリートに伝えました。

〜スポーツ界外との連携活用の道を〜

フォーラムのクロージングでは、本事業のアドバイザーであるガイ氏が英国でデュアルキャリア支援を行う上でのポイントとして、「今やっていないことをやるためには、単にスポーツ界だけではできない」と他業界(教育・経済)との連携活用の必要性を示唆し、今日の議論のキーポイントとして(ビジョン・社会的価値・システム)が重要であると述べ、今後の日本におけるスポーツキャリア形成支援の方向性に期待を示しました。

スポーツキャリアサポート推進戦略では、このACT2016を通じてデュアルキャリアの考え方や価値感を幅広く共有していくとともに、多くの事業を通じて2020年とそれ以降のアスリートが“デュアルキャリア”で国際競技力の向上と自身のライフプランの両立が図れるような取り組みを推進していきます。

ハイライト動画

1:パフォーマンス・ライフスタイル・セミナー

1:パフォーマンス・ライフスタイル・セミナー

2:アスリートによるスターティング・アクト

2:アスリートによるスターティング・アクト

3:趣旨説明およびキーノート

3:趣旨説明およびキーノート

4:シンポジウム「POST2020社会とスポーツキャリア〜ハイパフォーマンス・アスリートの可能性」

4:シンポジウム「POST2020社会とスポーツキャリア〜ハイパフォーマンス・アスリートの可能性」

5:クロージングダイアログ

5:クロージングダイアログ

2016年1月15日(金)

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