博物館ニュース 第21号

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「フィボスとアティナ」

オリンピックのマスコット アテネ大会編

アテネオリンピック・日本代表ユニフォーム
アテネオリンピック・日本代表ユニフォーム

開催地ゆかりのキャラクター

 まもなくアテネオリンピック。日本選手団の活躍への期待を願い、当博物館からオリンピック関連資料を提供した展示会も無事終了しました。

 みなさんがオリンピック関連資料としてまず思い浮かべるものは、獲得したメダル、公式ユニフォーム、聖火トーチ・・・そしてマスコットなどでしょうか。

 今回の博物館ニュースでは、アテネオリンピックのマスコットについて紹介します。

 オリンピックにオフィシャル・マスコットが初めて登場したのは、第20回ミュンヘン大会(1972年)。「バルディー」という名前のかわいいダックスフンドでした。 1998年の冬季長野オリンピックがふくろうをモチーフにしたマスコットだったことは、記憶に新しいことではないでしょうか。

 そして今回のアテネ大会のマスコットですが、実は動物ではありません。古代ギリシャの人形をモデルに誕生した、「フィボス」と「アティナ」という子供の兄妹です。

フィボスとアティナのぬいぐるみ
フィボスとアティナのぬいぐるみ

マスコットにこめられた願い

 フィボスは光と音楽を司るオリンピアの神、アポロンとして知られ、アティナは知恵の女神であり、そしてアテネの守り神でもあります。

2体の人形として登場するこの子供たちは、兄と妹、男の子と女の子、世界中の平和と友愛を象徴しています。 競技大会に熱中することの楽しさ、そして“勝つことよりも参加することに意義があるのだ”という、ギリシャの永遠に不滅の価値観、つまり参加・友愛・平等・協力・フェアプレーの精神を、私たちに思い出させてくれる。 そんな役割をも担っているのです。

 

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