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~国立登山研修所~ 秋山で開催した研修事業

国立登山研修所だより

 9月と10月に国立登山研修所が開催した主催研修事業について紹介します。

中高年安全登山指導者講習会西部地区
(宮島・弥山)
中高年安全登山指導者講習会西部地区(宮島・弥山)

中高年安全登山指導者講習会

 中高年登山者の養成と安全な登山の普及を図るために(社)日本山岳協会、開催県教育委員会と共催して、西部地区は広島県・宮島弥山周辺、東部地区は山梨県・富士北麓において開催しました。

 講習内容は、西部地区では弥山登山やシート一枚を使った危急時の対応方法について、東部地区では三ツ峠山登山や危急時対策としてザックを使用した背負い搬送等セルフレス臨時休館のおしらせとアマチュア写真コンクール展の開催秩父宮記念スポーツ博物館秩父宮記念スポーツ博物館・図書館/国立登山研修所だよりキュー中心に行われました。

 最終日は、研究協議を行い、中高年登山者の問題点と遭難事故対策等について、活発な意見交換が行われました。

山岳遭難救助研修会

山岳遭難救助研修会
(立山・白岩川源流)
山岳遭難救助研修会(立山・白岩川源流)

 10月20日から5日間の日程で山岳遭難救助に職務で携わる人を対象に、国立登山研修所及び周辺山域を中心に開催しました。

 研修内容は、ロープの結束や自然物を利用しての支点の構築技術等を習得した後、実際の山岳現場で想定救助訓練を行いました。

  研修参加者は5日間の研修を通して、山岳現場救助での即応力を身に付けるとともに、チームの団結力の大切さや救助活動に対する気持ちを再認識するなど指導者としての資質も向上させました。

 

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