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夏休みスペシャルイベント 「国立競技場スタジアムツアー」開催

入場体験
「国立競技場スタジアムツアー」

 7月27日(火)、国立競技場では夏休みスペシャルイベント「国立競技場スタジアムツアー」を開催しました。

 全国的に猛暑が続く中、夏休み中の子供たちを含め午前と午後の計約70名の参加がありました。

 このツアーは、1964年の東京オリンピックをはじめとした陸上競技、サッカーやラグビーの名勝負の舞台となり、数々の記録と歴史を刻み続けてきた国立競技場を広く人々に知っていただくことを目的として、このスペシャルツアーを契機に9月から毎月1回実施する予定です(2011年1月~3月の間は、改修工事のため一時中断します)。

 まずは、国立競技場内にある秩父宮記念スポーツ博物館で、国立競技場の歴史を展示品等でご覧いただきました。

選手更衣室
選手更衣室

 スポーツ博物館を後にすると、国立競技場職員が案内役を務め、1964年東京オリンピックの金メダリストたちの名前が刻まれている銘板を見ながら、競技場内部へ入っていきます。

 選手更衣室へ入ると、ホームチームとアウェイチームそれぞれの更衣室に飾ってあるユニフォーム(サッカー日本代表選手が2010年 FIFA WORLDCUPアジア最終予選の時に実際に着用していたもの)から、好きな選手のユニフォームを次々に体にあて、記念撮影タイムとなります。

 更衣室の前には人工芝の敷かれた室内練習場があり、選手たちが意気込み高くここからピッチ(グラウンド)へ音楽にのって入場していくのですが、そのシーンを、参加者にも体験していただきました。ゲートをくぐり抜けると、目の前に広がる真っ青なグラウンドに目を細める方や芝生に触れる方、大型映像装置に映し出された自分の姿をカメラにおさめる方など、広いスタジアムを目の前に皆さん興奮した様子でした。

 また、今回のツアーの特別プログラムであるグラウンドの芝刈りやライン引きを見学した後は、貴賓席での表彰体験や、皇族の方々が利用されるロイヤルボックスに座り、正面に見える聖火台や織田ポールの説明に耳を傾けていました。

 ツアーの最後は、こちらも今回だけの特別プログラム、芝生の手入れ体験です。補植用の芝を専用の器具で直径5センチほどくり抜きます。本来はそれを傷んだ芝生と植え替えるのですが、今回はこれを記念品としてプレゼントしました。皆さん大変喜ばれ、大人も子供も疲れも見せず作業をし、くり抜いた緑の小さな芝生を大事に園芸用ポットに詰め、笑顔で国立競技場を後にしました。

芝の手入れ体験
芝の手入れ体験
ロイヤル表彰体験
ロイヤル表彰体験

 

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