JISSのスタッフ、勤務経験者がJISSでの仕事を紹介します。

07 25

投稿者: ex- worker
2012/07/25 0:00

日本スポーツ振興センター スポーツ振興事業部事業企画課 主任
2006年4月~2011年7月 JISS 運営部 会計課
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現在の所属、業務内容

私は、2006年4月に日本スポーツ振興センター(センター)一般事務職員として採用され、JISSに5年4カ月勤務し、その後昨年2011年8月からスポーツ振興事業部事業企画課に所属しています。

スポーツ振興事業部という部署では、スポーツ振興くじ(toto)の運営・販売元としてサッカーくじの販売事業を展開し、その収益を財源として様々なスポーツ振興事業に対する助成を行っています。
その中でも私は、toto・BIGを中心としたサッカーくじ全般の販売促進に係る広告宣伝を中心とした業務を担当しています。

TVCF撮影の様子

TVCF撮影の様子(手前左)

我が国のスポーツの競技水準の向上や地域におけるスポーツ環境の整備を図るためには、安定的にくじの売上を確保すること、つまり、より多くのお客様にサッカーくじという商品を購入いただくことが必要となります。独立行政法人という組織において、特定の商品の販売促進や、マーケティングに携わる機会は少ないかと思いますが、サッカーくじの売上向上を主な目的とした業務がスポーツの普及・振興につながっていくという意識の下、日々の業務に取り組んでいます。サッカーくじの楽しさ・魅力をより効果的に、より多くの皆様にお伝えし、より多くの購買行動に導いていくことにより、スポーツの普及・振興を下支えする原資が安定的に確保されることを目指しています。

なぜ日本スポーツ振興センターで働こうと思ったか

大学時代は農学部で農業経済学を専攻し、社会科学的な視点から農業政策や農村社会の歴史・機能といったテーマについて多角的に幅広く学びました。そんな私が、まさに「畑違い」と言える、スポーツや学校安全を中心とした業務を行うセンターでの就職を希望したきっかけは、国立霞ヶ丘競技場でのサッカー観戦でした。

小・中・高校とサッカーに取り組んだこともあり、また、国立霞ヶ丘競技場という場所への単純な憧れもあり、大学時代はサッカー日本代表の試合等に幾度となく足を運びました。競技場の来場客という立場では、競技場の運営に関わる仕事に何となく興味を持っていた程度でしたが、就職活動時に偶然採用案内の書類を目にし、センターの業務全般に強く関心を持つようになりました。最初に興味を持った国立霞ヶ丘競技場を始めとしたスポーツ施設の運営、JISSにおける研究事業やアスリートの支援、スポーツ振興くじ(toto)の事業や学校安全に関わる業務などセンターの業務は多岐にわたっており、しかも、先に述べた大学時代での研究内容とは全く異なる分野です。そのことを理解しながらも、スポーツに関係する仕事をしたいと強く希望するようになりました。

JISSでの業務内容とJISSの仕事で心に残っているもの

JISS勤務時は、運営部会計課に所属していました。運営部会計課という部署では、JISS及びNTCの予算管理や収入・支出に関する業務の他、契約に関すること等の業務を行っています。中でも私がJISS勤務時に担当していたのは、主に収入に関する業務と公的研究費の管理・支出に関する業務でした。JISSの業務、と聞いて多くの方が連想するのは、トップアスリートを始めとした施設利用者に対する様々なサービスの窓口としての業務や、スポーツの国際競技力向上のための研究・支援の現場、といった業務かと思いますが、組織・施設を整備し管理・運営していくためには、それらを下支えする多くの業務があり、とりわけ会計課はJISSやNTCの「お金」にまつわる業務を通して組織・施設を下支えする、といった立場だと思います。
JISSは我が国のスポーツ分野での最先端の機関であると同時に、日本スポーツ振興センター という独立行政法人の一部署として、常にその動向に多くの国民の関心が向けられています。予算の執行や契約の締結には高い透明性が求められ、手続きや処理 方法に対しては厳しい監視の目が向けられています。既存の関係規程等のルールを遵守しながら、JISSという日本スポーツ界最先端の機関を管理・運営する ことに時に困難も生じますが、日本のスポーツのさらなる発展のため、国際競技力向上のためと心得、日々の業務に取り組みました。

個人的に心に残った業務は、本年開催されるロンドンオリンピックにてその役割が期待されるマルチサポート・ハウス、そのトライアルとして2010年広州アジア大会にて設置されたマルチサポート・ハウスに運営スタッフの1人として業務に関わったことです。通常業務ではアスリートと直接的に接することは殆ど無く、事務処理でのみ関わっていた競技の現場、国際大会の場面で、競技本番に臨む選手達の雰囲気を肌に感じることができたことは、今後もスポーツに関わる仕事を続けていく上で貴重な経験になったと思います。

マルチサポートハウスにて
マルチサポート・ハウスにて
JISSで働くことを希望する人に対するメッセージ

先に述べた通りJISSには、トップアスリートが活躍する場面や国際競技力向上のための研究・支援の最前線といった表舞台の他、それらを後押しし下支えする管理部門の運営スタッフという立場の業務も存在します。いずれも共通するのは、日本スポーツの国際競技力向上を目指すこと、スポーツの普及・振興を通して国民の健全な心身の形成に寄与することを目標として業務に取り組むことであると考えます。より多くの方々に、今後もJISSの取り組みや、日本スポーツの国際競技大会等における活躍に興味を持っていただけると幸いです。

日本スポーツ振興センターで出来ること(今後の展望)

昨年2011年3月に東日本大震災が発生し、東北地域を中心とした東日本一帯に甚大な被害が及び、今なお原発事故による避難等で震災前の日常を取り戻すことができない方が数多くいらっしゃいます。政府や自治体による被災地域の復興・支援が行き届いていると言えない状況の中、震災後、この日本社会において「スポーツ」に求められる役割は何なのか、また、日本スポーツ振興センターとして何に取り組んでいくべきか、今後も継続的に考えて行く必要があります。昨年2011年6月から7月にかけて開催されたサッカー女子ワールドカップでは日本代表チームが見事に初優勝を飾り、日本国民を大いに勇気づけたことは記憶に新しい出来事です。「スポーツの力」は形あるものではありませんが、国際舞台における日本人選手達の活躍は、それを目にする日本人の一人一人の心に少なからず感動・勇気を与えるものであると私は信じています。センターとして、スポーツ基本法・スポーツ基本計画において求められている役割を今後十分に果たしていくと同時に、「スポーツの力」をより幅広く社会に還元し更なるスポーツの普及・振興に役立てていくことが今後目指すべき方向であると考えます。まずは、本年開催されるロンドンオリンピックにてマルチサポート・ハウスが十分に機能し活用され、日本選手団が立派な成績を収めてくれることを大いに期待したいと思います。


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